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指示行動

突然ですが皆さん、

 

「指示行動」という言葉を

 

ご存知ですか?

 

私立小学校を受験される方は

 

ほとんどの方が知っていると

 

思います。

 

なぜなら、

 

私立小学校の入学試験時に

 

「指示した事を行動に移せるか」の

 

審査するテストがあるからです。

 

どのようなテストかと言うと

 

ただ、子供たちを自由に遊ばせて

 

試験官が遊んでいる際の行動を

 

観察して、子供たちの性格や行動力を

 

把握して審査する物です。

 

試験官は子供たちを遊ばせながらも

 

何気なく子供たちへ

 

ちょっとした指示をして

 

子供はその指示を理解して

 

行動するかを観察するそうです。

 

その為、

 

受験を控える親御さん達は

 

試験で合格するべく

 

日常生活から子どもへの躾を厳しくして

 

日々努力するそうです。

 

とはいえ

 

5、6歳の子供が

 

大人が指示した事を理解して

 

行動に移すのは

 

なかなか難しいです。

 

女の子は、比較的上手にできる子が

 

いるかと思いますが、

 

男の子は、そう簡単に

 

指示を聞いてくれません。

 

動き回って落ち着きがない

 

5、6歳の男の子は決して珍しくなく

 

普通の事だと思います。

 

からだ塾の教室にも、

 

言う事を聞かなくて困っているという

 

親御さん達が相談に来たりします。

 

私がこれまで、多くの子供たちを

 

見てきた中で

 

最近、気付いた事があります。

 

それは、体の動かし方がぎこちないと

 

言われる子供には

 

共通点があるという事です。

 

それは、

 

まさに指示行動が出来ない子です。

 

そのような子を何とかしたいと親御さんは

 

からだ塾に頼ってきます。

 

その際に多くの親御さんが

 

以下の様な事を言われます。

 

「うちの子は落ち着きがない」

 

「人の話を聞かない」

 

「動き回って集中力がない」

 

「疲れやすい」

 

このような事を言われる

 

親御さんが連れてきた子供は

 

確かに、言う事を聞かないし、

 

好き勝手やりますし、

 

走り方やジャンプの仕方が

 

とてもぎこちないです。

 

しかし、

 

からだ塾に1ヶ月も通えば

 

子供の意識が変わって

 

私の話をしっかり聞くようになります。

 

3ヶ月通えば

 

子供たちの走り方やジャンプの仕方は

 

見違えるほどに変わっていき

 

私が指示した事に対しても

 

すぐに理解して

 

テキパキと行動できる子供に変わります。

 

親御さんは

 

まったく話を聞かなかった子供が

 

私をしっかり見て話を聞くようになり

 

とても驚きます。

 

では、なぜ親御さんが出来なかった事を

 

からだ塾で出来る様になったのか?

 

なぜ、学校や幼稚園、保育園で

 

解決出来ない問題が

 

からだ塾で解決できるのか?

 

答えは簡単です。

 

それは、

 

子供たちが

 

楽に体を動かすコツを覚えたからです。

 

体が楽に動いて、

 

授業が楽しければ、

 

どんな子供も指示を聞きます。

 

からだ塾の授業を受けると

 

子供たちは自分の体の仕組みを

 

しっかり理解出来ます。

 

大人でも説明できない

 

体のどこを動かせば

 

楽に速く走れるかといった事を

 

子供の口から説明出来る様になります。

 

子供は、本当に賢いです。

 

そんな賢い子供を

 

うちの子は集中力がないだとか

 

言う事を聞かないだとか

 

子供の責任にしてしまうのは

 

どうかと思います。

 

話を聞かない、指示を聞かないという事を

 

子供だけの責任にして良いのでしょうか?

 

説明や指示をする側の大人や親には

 

責任はないのでしょうか?

 

子供としっかり向き合えば

 

子供はしっかり応えてくれます。

 

しかし

 

大人の都合ばかりを優先して

 

子供と向き合わなければ

 

子供は応えてくれません。

 

子供は、賢いので

 

大人や親の行動をしっかり見ています。

 

だからこそ、子供を変える前に

 

大人や親が変わらなければならないのです。

 

特に、

 

1歳~3歳の時期はとても重要な時期です。

 

まだ幼いから分からないだろうと

 

甘く考えてはいけません。

 

その時期にやるべきことをやらないと

 

小学生になったときに

 

相当苦労します。

 

1歳~3歳の時期は

 

子供と親にとってとても重要な時期です。

 

食事、運動、睡眠の

 

3セットを大切にして下さい。

 

子供が歩けるようになったら

 

車やベビーカーに頼らず

 

積極的に歩きましょう。

 

エスカレーターやエレベーターに頼らず

 

階段を上り下りしましょう。

 

子供が

 

やってはいけないことをした時は

 

厳しく叱り、

 

良い行いをした時は

 

大げさにでも誉め称え、

 

子供の日頃の発言や行動に目を向けて

 

叱るタイミングと

 

誉めるタイミングを見逃さないで下さい。

 

指示行動が出来ない事を

 

子供だけの責任にしないで下さい。

 

子供の躾は母親だけでなく、

 

父親の協力も必要です。

 

夫婦で話し合い、

 

夫婦で子供と向き合って下さい。

 

大人や親が変われば

 

必ず子供も変わります。

 

これが、私が多くの子供を見てきた中で

 

気付いた事です。

 

とはいえ

 

このような話をして

 

不愉快に思われた方も

 

いらっしゃると思います。

 

しかし、これは

 

誰よりも子供のために活動をしてきた

 

私だからこそ言えることだと

 

思っています。

 

誰よりも自分自身を変える努力をしてきた

 

私だからこそ言えることだと

 

思っています。

 

我が子に悩みを抱えておられる方は

 

少しだけ参考にして頂ければと思います。

 

可能性が無限大の子供を

 

共に伸ばして行きましょう。

 

 

 

 

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