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遅刻

時が流れるのは早いもので、

 

もう7月になり

 

梅雨明けもすぐそこまで近づいています。

 

最近は、からだ塾に来てくれる方々が

 

増えてきて、

 

時間があっという間に過ぎていきます。

 

来てくれる方は、

 

競輪選手や

 

海外で活躍するプロサッカー選手、

 

社会人サッカーをしている一般の方や

 

元日本代表の女子バレーボール選手まで

 

多種多様なスポーツ選手です。

 

からだ塾を訪れるスポーツ選手は

 

皆さん意識が高く

 

静岡、埼玉、茨城、富山など遠くから

 

もっと動ける体になる為に

 

何をすれば良いのか学びに来てくれます。

 

そんなこんなで最近は、

 

ブログを書く時間がなくなり更新が

 

出来ませんでした。

 

いわゆる忙しいという状態です。

 

しかし私は、

 

忙しいという言葉は好きではありません。

 

なぜなら

 

心を亡くすと書いて忙しいです。

 

私は、心を亡くしていません。

 

心には、いつも熱い何かが燃えています。

 

ですので、私の口から忙しいという言葉は

 

絶対に出てきません。

 

なんてことは、どうでもよいので

 

本題に入ります。

 

 

 

突然ですが、

 

皆さんは遅刻をしたことはありますか?

 

 

遅刻は、された側にとっては、

 

不愉快極まりない行動で許しがたい行為です。

 

私は、遅刻をされるのが嫌なので

 

遅刻はしないように気を付けています。

 

とはいえ、何かしらの事情で

 

遅刻をしてしまう事もあります。

 

その場合は、直ちに謝ります。

 

相手が引くくらいに謝ります。

 

そして今後絶対に遅刻をしないと

 

心に誓い猛反省します。

 

遅刻は

 

約束を破ったことも悪いですし

 

もっと悪いのが

 

相手の貴重な時間を

 

奪ってしまったことです。

 

時間は貴重です。

 

誰しもに平等に与えられた唯一の物が

 

時間です。

 

1日は24時間であり1440分。

 

この時間を使って私たちは生きています。

 

人によっては時間に対して

 

そこまで深く考えないと思いますが、

 

日々成長していきたい人にとっては

 

1分1秒も無駄に出来ないと思います。

 

特に子供ならなおさらです。

 

私は、子供の時の時間の使い方が

 

将来を決めると考えています。

 

子供の頃から時間に対して

 

無頓着だと、ろくな大人になりません。

 

ですので、

 

私は普段から子供たちへ時間の意識を

 

持たせるようにしています。

 

与えられた時間の中で

 

自分が出来る事を精一杯することが

 

将来を明るく照らします。

 

ですので、

 

私は子どもたちへ

 

1分1秒を無駄にするな!と言っています。

 

私のように

 

ここまで時間についてうるさく言う

 

おっさんはいないと思います。

 

時間の大切さについては

 

学校で教えてくれると思いますが

 

身をもって経験できることは少ないと

 

思います。

 

しかし、からだ塾では

 

それを身をもって経験した子がいます。

 

 

 

先日、中学生の母親が

 

息子の肉離れを何とかしてほしいと

 

からだ塾を訪ねてきてくれました。

 

母親一人でわざわざ店舗まで足を運んで

 

翌日の予約をとってくれました。

 

そして、翌日約束の時間になっても

 

来ません。

 

1分過ぎ、5分過ぎ、10分過ぎた頃に

 

その子は現れました。

 

店の扉を開けるなり、

 

その子は悪びれる様子もなく

 

ただ名前をボソっと言うだけで、

 

あとは何も言いません。

 

その行動をみた私は、

 

時計を指さして

 

「何か言う事はないかい?」

 

と10分遅刻したことを尋ねました。

 

すると

 

ふてくされた顔をして

 

「あ、ごめんなさい」

 

とその子は言いました。

 

これを聞いた瞬間に私は

 

長々と説教しました。

 

隣に母親がいても容赦しません。

 

かなり厳しい話をして、

 

その子も事の重大さにやっと気づいたのか

 

目に光る物が少し見えた所で

 

「帰ってくれ」と言い帰らせました。

 

 

おいおい!!

 

お客さんが遅刻したからという理由で

 

帰らせる店長なんているか?

 

と突っ込みたくなると思いますが

 

私は、子供の遅刻に関しては

 

かなり厳しく言います。

 

とくに体に痛みや問題を抱えている人ほど

 

厳しく言います。

 

なぜなら

 

怪我や肉離れの施術をする前に、

 

人としてやるべき事があるからです。

 

遅刻して、体を診てくれなんていう子供は

 

ろくな大人になりません。

 

肉離れを改善するのは、簡単な事ですが

 

大人になってねじ曲がった人間性を

 

正すのは難しいことです。

 

しかし、いくらねじ曲がっても、

 

なるべく早く対処すれば正す事が出来ます。

 

それが、中学生ならなおさらです。

 

だからこそ、私は心を鬼にして

 

子供に厳しい声掛けをしています。

 

その声掛けに、

 

ただふてくされて、一生来ないのか、

 

家に帰って反省して、また来るのか、 

 

その子の人生を左右する選択がされます。

 

果たして、今回遅刻した子はどうするのか・・・

 

 

 

 

翌日、お昼に母親だけが訪ねてきて

 

謝りにきました。

 

そして親子でしっかり話し合い

 

その子がもう一度来て謝りたいと

 

言っている事を聞きました。

 

それを聞いて、夕方に一人で来させるように

 

母親へ伝えました。

 

 

その子は猛省したのか

 

約束の15分前には、お店前で待っていました。

 

お店前で待っていたその子の表情は

 

かなり引きつっていたと

 

妻から伝え聞きました。

 

その子は、お店に入るなり開口一番

 

「昨日はすみませんでした」と

 

言ってくれました。

 

それを聞いて

 

私は笑顔で迎え入れて施術をしました。

 

施術中は、その子から色々な話を聞き

 

色々と悩んでいた事を知りました。

 

そんな悩みを聞いて

 

私も出来る限りの話をしてあげました。

 

その甲斐あってか帰りには

 

肉離れで引きずって歩いていたのも

 

普通に歩けるまで変わり

 

笑顔で帰っていきました。

 

今回の件で、その子にとっては

 

遅刻は絶対にしてはいけないのだと

 

強く思ったことでしょう。

 

その気持ちを持ち続けて行動できれば

 

今後出会う人に悪い印象を持たれないと

 

思います。

 

そうすれば、縁あって出会った人と

 

良好な人間関係を築けて

 

何か良い事が起こるかもしれません。

 

 

そんな良い事が訪れるのは

 

時間を無駄にしなかった人だけです。 

 

時間を無駄にしないで

 

1日1日出来る事を精一杯すれば

 

1年後には、想像以上に

 

良い事が起こります。

 

これは、私が身をもって経験した事です。

 

その事を多くの子供たちへ

 

伝えていきたい。

 

厳しい声掛けや指導で

 

子供から嫌われてでも言う事は言います。

 

子供から嫌われてでも

 

子供の将来を明るく照らす方法を

 

教え続けます。

 

10年後、20年後に

 

私の様なおっさんが言った事が

 

少しでも子供の役に立てば

 

それだけで良いです。

 

なんとも変な人だなと

 

周りから思われても構いません。

 

私に出来る事は、

 

これしかありません。

 

 

そんなこんなを考えながら

 

久々のブログ更新を締めくくります。

 

それでは、皆さんも

 

平等に与えられれた時間を無駄にしないように

 

お過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

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