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ターザン3開催

ISG国府台の人気種目であるキッズターザンクラブが

 

1月20日(土)15:00に市川小学校校庭で開催されます。

 

12月に開催された際には、なんと107名親子が集まって下さり

 

会場は大盛り、寒い冬でもお父さんお母さんと楽しそうに

 

校庭を走り周る子供たちの姿がとても印象的でした。

 

さて、ISG国府台が行うキッズターザンクラブには1と2があり、

 

それぞれ国府台スポーツセンターの体育館や剣道場及び柔道場の

 

「室内」で行われています。

 

しかし、

 

私が担当するキッズターザン3は、「校庭」が会場です。

 

 

 

「えっ!こんな寒いのに外でなんて遊びたくない・・・」

 

 

このように思われる親御さんが多いと思いますが、

 

寒いからこそ外で遊んで体を動かし

 

体の中から温めるのがすごーーく大事です。

 

なぜ大事がというと、それは

 

「風邪予防」になるからです。

 

「えっ!」

 

「寒いのに外で遊んでいたら風邪ひいちゃうじゃない!・・・」

 

こんな風に思われる方が多いかと思いますが、

 

実はそんなことはありません。

 

 

なぜそのようなことが言えるのか少し説明していきましょう。

 

風邪といえば代表的な症状は「咳」ですが、

 

実はこの「呼吸器のトラブル」の原因は

 

「背骨」であることご存知でしたか?

 

風邪と背骨の関係

呼吸器のトラブルの原因は肺にあると

 

思っている方が多いかと思いますが、

 

実は背骨の動きに原因があります。

 

どういうことかというと、

 

上記の写真をご覧頂くと分かる通り

 

胸の後側には背骨が存在しています。

 

背骨は、「頸椎」「胸椎」「腰椎」「仙骨」「尾骨」の

 

5種類の骨が連なりあった物のこと言うのですが、

 

呼吸器のトラブルを引き起こす原因となるのは

 

このうちの「頸椎」です。

 

いわゆる首の骨が頸椎なのですが、頸椎には胸鎖乳突筋という

 

筋肉が存在しています。

 

この筋肉は首の側面にある筋肉なのですが、

 

この筋肉の周辺に迷走神経という神経があります。

 

迷走神経は、胸部から腹部にある内臓の司令官であり

 

腸や胃などの動きを指示しているものです。

 

また、風邪の代表的な症状の一つである「咳」は

 

迷走神経反射の一つで呼吸器とも大きく関係しています。

 

そんな迷走神経がストレスなく働き続けることが

 

私たちの内臓を健康にする秘訣なのですが、

 

どのようにしたらよいのか?

 

それが、さきほども言った胸鎖乳突筋が硬くならないように

 

するということです。

 

しかし、寒くなると肩をすぼめていることが多くなるので

 

この胸鎖乳突筋が縮みっぱなしになり硬くなります。

 

だからといって、胸鎖乳突筋をマッサージをして緩めればよいか

 

というとそれだけでは一時しのぎです。

 

それもそのはず、肩をすぼめた姿勢が続くと

 

背中や腰も丸くなります。

 

ですので、頸椎を含めた背骨全体の動きをスムーズにして

 

あげることがとっても大切です。

 

背骨の動きといっても

 

背骨は、1本の棒のようなもので「ピン」とさせておくものだと

 

認識している方が多いかと思いますが、実は違います。

 

背骨は、竹の様にしなることができます。

 

なぜかというと、

 

背骨は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、

 

仙骨1個(※5個の仙椎からなる)、

 

尾骨1個(の※3~5個の尾椎からなる)の

 

計26個の骨の集合体だからです。

 

この26個の骨にはそれぞれ関節があり、背骨は自由自在に動かすことが

 

出来ます。

 

つまり、わたしたちがラジオ体操などで

 

体を反らせたり捻じったり傾けたり自由に動かせるのは

 

 

背骨のお陰でもあるのです。

 

ちなみに、

 

私はランニング時や歩くときに背骨を横に動かしながら

 

進む事が出来ます。

 

しかし、

 

現代人のほとんどの人が背骨を横に動かしながら

 

運動がで出来ません。

 

むしろ、だたの1本の棒のように硬く背骨を使っています。

 

このような状態で背骨を使っていれば

 

呼吸器と深く関係のある胸鎖乳突筋も緊張が強くなりますし、

 

迷走神経にもストレスがかかり呼吸や浅く早くなり

 

酸素をたくさん体内へ取り込めない状態になります。

 

いわゆる酸欠状態です。

 

体が酸欠状態を起こすと、

 

疲労回復に一番重要な「酸素」と「二酸化炭素」の

 

ガス交換が上手く出来ず

 

疲れがたまっていき、免疫が低下していきます。

 

さらに、

 

首をすぼめて背中が丸くなる姿勢でいると

 

筋肉が伸び縮みしにくくなるので体温を上げることが出来ず

 

更に免疫が低下します。

 

もっと言えば、

 

年末年始で食べ過ぎ飲み過ぎの生活をすれば

 

体内では酸素がさらに必要になりますので、

 

さらに酸欠状態がおき免疫が低下します。

 

こんな酸素が行き届かない体の状態で

 

就寝すれば鼻呼吸だけでは十分な酸素を取り込めないので

 

口呼吸になります。

 

乾燥した冬の季節に口をあけて呼吸を一晩中すれば

 

口の中は乾燥して細菌やウイルスが増殖し、

 

風邪をひいてしまします。

 

これがごく一般的な風邪になるパターンです。

 

つまり、

 

風邪の原因は肺ではなく

 

背骨の動きが悪くなることが原因です。

 

いくら手洗いうがいにマスクをしても、

 

背骨の動きをよくしないかぎりは全ては対処療法で

 

根本的な対策ではないということです。

 

むしろ、背骨の動きを常に竹のようにしなる状態にしておけば

 

マスクなんてしなくても風邪にはならないかもしれませんね。

 

事実、

 

私はインフルエンザが大流行する病院内で仕事をしていた際に

 

まったくマスクを付けなくても風邪を引きませんでした。

 

まーこれは個人差もあるでしょうし、

 

バカは風邪を引かないというのもあるかもしれませんね(笑)

 

なんて、冗談はさておき

 

呼吸器のトラブルでお困りの方は背骨を動かす体操を

 

この冬は一生懸命してあげるといいかもしれませんね。

 

そういう意味でも

 

1月20日(土)15時は市川小学校の校庭に集まって頂き

 

背骨を動かす運動を楽しくしましょう!

 

参加費は無料、予約や申し込みも不要です。

 

お気軽にご参加下さい。

 

尚、雨天は中止になりますので

 

詳細はISG国府台HPをご確認下さい。