![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i6f0b65aa39634b4d/version/1392768776/image.jpg)
顔と服を真っ黒にしながら、真夏の太陽の下で
汗びっしょりになって遊び回る子供たち。
冬の北風にもめげず、鼻水をすすりながら公園で
走り回る子供たち。
このような姿を見て、私は「子供らしさ」を感じます。
遊びや走り回る事で、子供達は様々な経験をして
成長していきます。
しかし、今の子供達に「子供らしさ」を感じる事が少なく
なってきました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=335x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/idb61a18e0bbea4bf/version/1392769284/image.jpg)
その原因は、どこにあるのでしょうか?
スマートフォンやゲーム機器が手軽に手に入るようになり、
子供達の遊びが外遊びから家遊びに変わりました。
からだ全身を使っていた遊びが、
指先や目だけで出来る遊びに変わり、
公園では、元気にはしゃぎながら走り回る子供たちの光景が
滑り台の上で、ゲーム機器を使って遊んでいる光景になりました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=424x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i437e27cef73a7ef5/version/1392770068/image.jpg)
原因は、便利になった世の中ではないでしょうか?
便利になった世の中は、とても良いことだと思います。
ただし、その世界を子供たちに早く見せすぎだと思います。
便利になった世の中を子供たちに早く見せすぎた為に
失った物があります。
それは、子供達のライフスタイルです。
子供達は日中からだを動かす事が少なくなり、疲れません。
そうすると夜遅くまで起きてられます。
夜はテレビやゲームをして夜遅くまで起きています。
そうすると朝は起きられず、朝食を取らずに学校へ行きます。
このように、子供たちのライフスタイルは悪化の一途を
たどっています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=378x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/ifedac79c408a8e02/version/1392771123/image.jpg)
子供のからだに起こる6つの問題。
ライフスタイルの崩壊で子供の体には6つの問題が起きています。
1、体力が低下している
文部科学省「体力・運動能力調査」の結果によると、
今の子供たちは、走・跳・投といった基礎的な運動能力や筋力が
1985年前後をピークに著しく低下の傾向にある。
柔軟性や敏捷性などのからだをコントロールする能力も低下し、
最近になってますます拍車がかかってきた。
2、顔面や手首の怪我が多い
遊びやスポーツの中で肘や膝の擦り傷、切り傷などの
怪我をすることは昔もあったが、
今の子供達の怪我の様子は昔と違っている。
整形外科医によると、顔面の擦り傷や切り傷、手首の骨折が
増加しているとの事です。
原因は遊びの減少によって転び方を知らない子供が増えていて、
危険な状況になってもうまく対処できないからだろう
ということです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=297x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/ie4b92238001ac934/version/1392772585/image.jpg)
3、動くことが嫌い
今の小学生の平均歩数は14,000歩で、30年前の小学生は27,000歩です。
30年間で日本の小学生の歩数は半減したことになります。
中には1日に5,000歩まで達しない子供もいます。
4、疲れを訴える事が多い
「疲れた」「からだがだるい」「眠い」といった言葉を発する
子供たちが急増しています。
現代社会でストレスを感じることが多いのは
子供も例外ではないようです。
5、肥満と生活習慣病が急増している
2002年の文部科学省「学校保健統計調査報告書」によると
肥満傾向にある6年生 男子11.7% 女子10.1%
25年前と比べると2倍に増えているとのことです。
これは、40人クラスで4人が肥満傾向ということになります。
6、アレルギー体温異常が現れている
日本学校保健会によると、小学生5・6年生で
医師からアレルギーがあるといわれたことのある子供は約50%
朝起きた時に体温が36度に達しない子供が4~5人に1人の割合で
存在している。
<参考文献 公認ジュニアスポーツ指導員養成テキスト>
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=278x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/ib24aca3e0a3b069d/version/1392774020/image.jpg)
このように、ライフスタイルの崩壊は子供達のからだに
多くの問題を起こしています。
また、これからもこの問題がますます進んでいくでしょう。
だからといって便利になった世の中を捨てる事は、出来ません。
しかし、子供達に「子供らしさ」を取り戻させる事は出来ると
思います。
からだ塾では、子供達が「子供らしさ」を取り戻す為の
運動プログラム 目と耳の体操教室を行っています。
教室では、様々な遊びやスポーツができるような授業が
受けられます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=364x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i08f33f4861e63fbe/version/1392775176/image.jpg)
ボール投げ、キャッチの遊び
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=364x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i0c6712de4a3cf795/version/1392775187/image.jpg)
鬼ごっことケンケンパを「からだ塾式にアレンジ」した遊び
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=364x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i62d02cc2a1160661/version/1392775225/image.jpg)
鬼ごっこ、ケンケンパ、だるまさんが転んだ、紙鉄砲、
飛び石など昔からあった遊びは、子供たちの運動能力向上に
とても必要なものばかりです。
しかし、今の多くの子供達はその遊びを知らないです。
からだ塾では、昔の遊びをアレンジして様々なスポーツを提供し
子供たちの成長をサポートします。
からだ塾の授業風景の動画をご覧になりたい方は
下記を再生してご覧下さい。
コメントをお書きください