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7月も中旬になり、
少しずつ夏の暑さが顔を見せ始め、
エアコンを付けて涼む回数も増えてきました。
皆さん、体調はいかがでしょうか?
汗をかいた体へ、エアコンの風が当たり
体を冷やし、夏風邪をひきやすい時期でもありますので、
体調管理に十分に気を付けてお過ごし下さい。
さて、6月は梅雨時期の為、見合わせていた
からだ塾 課外授業ですが、7月は行うことが出来ました。
夏の暑い時期だと熱中症になる恐れがあるので、
外遊びを控えがちになりますが、
遊ぶ時間帯や場所、休憩場所や水分補給方法などに
気を付ければ安全に楽しめます。
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からだ塾 課外授業の夏授業時は、テントを設置しています。
休憩はテントの日陰内で行い、
氷水に付けたタオルを首元に当てさせたり、
通常よりこまめに水分補給を取らせたりしています。
また、水分補給時の水分温度にも気を遣わせています。
水分補給時の適正温度は、5℃~15℃が最適です。
15℃以上の水分温度ですと、体内への冷却効果が低下する為、
熱中症対策になりませんので注意が必要です。
水筒であれば、多めの氷を入れて持参させ、
ペットボトルであれば、クーラーBOX内の氷水に付けて保管させ、
水分補給は、適正温度の水分でしっかり行わせます。
遊ぶ場所は、風がある程度吹いている場所で行います。
無風の状態は、熱中症になるリスクが高い危険地帯ですから
十分に気を付けましょう。
遊ぶ時間帯は、
直射日光もきつくなく、風も程よく吹き始める時間帯の
夕方がおすすめです。
からだ塾では、16時15分から課外授業を行っています。
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「夏は暑いから、外へ出るのを控えましょう。」
「熱中症になるから、外へ出ないで室内で遊びましょう。」
この言葉を鵜呑みにしてはいけません。
熱中症になる原因は、
暑い中外で長時間遊んだりするからだけではありません。
体内にこもった熱を外へ出せない体だから熱中症になるのです。
なぜ、体内の熱を外へ出せないのか。
それは、汗をかく習慣がないからです。
汗は、体内の温度を一定に保ってくれる体の機能の結晶です。
その結晶を汚い、臭い、ベトベトすると敬遠しがちですが、
汗をかく事は、人間が生きていく中でとても大切な事なのです。
近年の子供たちは、汗をかくことをしていません。
エアコンで温度設定された室内にいるのが当たり前になれば、
汗をかく必要がありません。
暑くてだるいからといって動くことをやめれば、
全身の皮膚にある汗腺も開かない体になり、
重要な体の機能が錆びて使い物にならなくなります。
もちろん、直射日光が強い日中の時間は控えた方が良いでしょう。
しかし、子供たちの成長に欠かせない「動いて汗をかく事」は、
外遊びでしか出来ません。
汗をかいて全身の汗腺を開きやすい体にするのに
最適な夏の外遊び。
夕方の時間帯に外遊びをして
子供たちの体の土台を作りましょう。
今回の課外授業でお母さんから聞いた一言です。
「夕方に吹く自然の風って本当に気持ち良いですね。
エアコンのある場所にばかりいたら
こんな感覚分からなかったです。」
人間は自然に生かされているのです。
その為、人間が自然と共に生きているという感覚を忘れていると
自然界から思われた時、
自然は災害を起こし、自然の驚異を人間たちに
教えるのです。
からだ塾では、子供たちの体の土台を作ると共に
自然の素晴らしさや偉大さ、怖さなども教えていき、
自然への感謝の気持ちを持つ子供たちを育てて行きたいです。
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