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失敗

人間は機械ではないから


必ず、失敗をする。


しかし、


失敗をする事は


なるべく、避けたい。


多くの「大人」


そのように考えている


のではないでしょうか?


失敗を好んでする大人は


おそらくいないと思います。


それでは、


「子供」はどうでしょうか?


子供にも失敗をさせないように


大人が同じ気持ちで


接するべきでしょうか?


例えば、


子供が的にめがけて


ボールを投げようと


している時に


子供の投げ方が変なので


そのまま投げても、


的に当たらないだろうと


近くで見ていた


大人が予測した時の


行動について


考えてみましょう。


以下の選択肢で


皆さんはどちらを


選びますか?



①投げる前に、


 投げ方の指導を行い、

 

 失敗させないようにする。


②投げさせて


 的に当たらないという


 失敗をさせる。



私は、②を選びます。


投げさせて、


失敗させて、


子供自身で


次に失敗を


しないようにする為には


どうしたら良いかを


考えさせます。


例えがボール投げでしたが、


他の事でも同じです。


私は、子供の取る行動が


明らかに失敗するであろうと


予測出来ても、


その行動を失敗する前に


やめさせる事をしません。


なぜなら、


子供にとって


失敗をする事は


悪い事ではないと


考えているからです。


子供にとって


失敗は、


学びの材料で


成長の為の


起爆剤だと


考えています。


大切な事は


失敗した後の


大人の声かけだと思います。


頑張って失敗をした、

 

子供を笑い

 

バカにする大人は

 

最低です。

 

失敗した時に

 

「次に失敗をしないように

 

するには、

 

どうしたら良い?」


「自分で考えろ!」と

 

言葉だけで

 

終わらせる大人も

 

信用できません。

 

私は、

 

体を動かす事で

 

失敗をした

 

子供に対しては

 

自分でも同じ様に

 

体を動かし

 

失敗をする事を

 

経験して、

 

感じた事を

 

子供に伝えます。

 

伝える時もすべてを

 

伝えるのではなく

 

1つだけヒントを出して

 

その後

 

子供にやらせる。


子供にやらせてみて

 

また失敗したら

 

一緒に考えて

 

出来るまでやらせる。

 

その時に、子供が

 

何度やっても出来ないと

 

涙を流したりしたら、

 

少し厳しい

 

声掛けをして

 

絶対に

 

やめさせないように

 

させます。

 

そして、

 

声掛けだけでなく

 

さっきまで出来なかった事を

 

やりやすいように

 

ちょっとだけ細工をします。

 

ボールが的に

 

当たらないなら

 

少しだけ的を

 

(気づかれないように)

 

近くするなどをします。


それからまた


投げさせて

 

必ず子供に

 

成功体験をさせます。

 

成功した

 

その時は、

 

大きな声で

 

子供を誉め

 

ハイタッチをしたり

 

喜びを分かち合います。

 

失敗はさせたくない。


他の人に


迷惑をかけて欲しくない。


このように


我が子に対して


思われる親御様は


多いと思います。


しかし、


その気持ちが


過剰になりすぎると


子供が失敗する前に


親御様が口や手出しをする


「大人の先走り」


という行動を


とってしまいます。


大人の先走りの元で


育った子供は


失敗する事を


恐れ、


色々な事に


消極的になります。


そして、


自ら考えるという


力が養われなくなります。


失敗は子供にとって


最高の教材です。


失敗をさせて


何度も挑戦させ続け


泣きながらも


諦めずにやらせる。


それこそが、


子供の成長に繋がると


私は思います。


そして、


成功体験は


失敗が多ければ


多いほど


心に響く


貴重な経験に


なるはずです。



からだ塾では、


失敗を恐れず


何回、失敗しても


諦めず


子供が泣いても


やめさせず


挑戦させ続け


成功した時には


思いっきり誉める。


そのようにして


子供たちが


自ら考え、行動出来る


自主性を


育てています。



便利な物に囲まれて


育つ現代の子供たちは、


体を動かす


機会が少なくなっています。


特に小学生は、


幼稚園や保育園の時と


比べて急激に


体を動かす時間が減ります。


その事に対して


気付かないで


見過ごしている学校教育に


期待してはいけません。


からだ塾は、


体を動かしながら


学校では教えてくれない


とても大切な事を


子供たちに教えています。


興味のある方は


下記をクリックしてご覧下さい。


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