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運動の主役

今朝、江戸川の河川敷を

 

走っている際に、ふと思いました。

 

運動の主役って何だろう?

 

「投げる」

 

「打つ」

 

「蹴る」

 

「取る」

 

など運動には様々な動作があります。

 

そんな様々な動作の中で

 

主役と呼べる動作とは

 

どの様な動作でしょうか?

 

皆さんは何だと思いますか?

 

私が思う、

 

運動の主役は

 

「走る」だと思います。

 

走るといっても結構

 

奥が深いです。

 

そんな「走る」について

 

今回のブログは

 

書きたいと思います。

 

 

 

 

そもそも

 

走るという動作は

 

体のどこを意識して

 

走ると良いのでしょうか?

 

足?

 

足だけを意識して


走っていては

 

足が疲れて長く走れません。

 

腕?

 

腕を振ることだけを

 

意識して

 

走っていては

 

腕や肩が疲れて

 

長く走れません。

 

そもそも腕ふりの練習が

 

走る際に行われる事自体が

 

必要なのか、

 

私は、

 

とても疑問に感じています。

 

無心?

 

もしかしたら


一番多い回答かもしれません。

 

何も考えずに

 

正しい走りが

 

毎回出来れば

 

誰も文句は言わないでしょう。

 

しかし

 

そのように上手くいかないのが

 

走りの奥深さかもしれません。

 

 

 

私が、走る時に

 

意識して使っている場所は

 

背中です。

 

そのため

 

足や手への意識は

 

ほとんどないです。

 

むしろ足や手がない物だと

 

思って走っています。

 

「何を言ってんだ?」

 

「コイツは?」

 

と思われる方が

 

大半ではないでしょうか?

 

それはそうでしょう。

 

しかし、今朝も

 

その背中で走る意識で

 

21㎞を走り終え

 

普通に仕事をしています。

 

痛みや疲れもなく、

 

何なら今日中に

 

もう21㎞走れと言われても

 

走れます。

 

何を偉そうに言っているのでしょう(笑)


そんな事を自慢する為に

 

言っている訳ではありません。

 

 

私が言いたいのは

 

正しい走り方を覚えると

 

どれだけ長い距離を

 

走っても

 

疲れや痛みが

 

最小限で抑えられる

 

と言いたいのです。


そして、

 

そのような正しい走り方を

 

子供の時から教わっていたら

 

その後、

 

子供たちがスポーツを

 

続けていく上で

 

どれだけ有利になるかは

 

言うまでもありません。

 

なぜなら

 

子供たちが

 

小学校、中学校、高校、大学

 

と年齢を重ねていき

 

スポーツをする際には

 

必ず、

 

持久力を上げるという目的で

 

走り込みを行う

 

時期があるからです。

 

この時期に正しい走り方が

 

出来ないと

 

走り込みを続けていく内で

 

「膝が痛い」

 

「腰が痛い」

 

「足が痛い」

 

という痛みを

 

抱えるようになり

 

大好きだったスポーツが

 

出来なくなります。

 

そのような痛みを

 

何とか改善させようと

 

整形外科などへ行くと

 

「成長痛だね、少し休みなさい」

 

と言われて2週間も3週間も

 

スポーツが出来なくなるのです。

 

ここで、整形外科が言う

 

「成長痛だから休みなさい」

 

という発想も


私には

 

疑問です。

 

湿布や薬を処方し

 

痛い箇所だけへの

 

電気治療だけで

 

終えてしまい

 

本当に必要な事である


痛みの出る動作を

 

診て

 

「走り方のここが良くないから

 

こうしなさい」という

 

指導がないのです。

 

その為、

 

休んで仮に痛みが

 

消えても、

 

痛みが出ていた時と

 

同じ走り方をするので、

 

痛みが再発するのです。

 

私は、

 

からだ塾へ来た

 

痛みを抱える子供たちに

 

休みなさいと

 

言った事は一度もありません。

 

それなのに、

 

痛みを抱えた


子供が


からだ塾へ来て

 

施術を受けた

 

翌日の部活の時には

 

痛みなく運動が出来ているのです。

 

そのような事実を

 

整形外科にも

 

気付いて欲しいです。

 

と、少し話がそれました(笑)

 


といった具合に


痛みが出る前に


出来る事は


正しい走り方を


取得する事です。


その為

 

正しい走り方

 

小学校低学年の時期には

 

取得するべき最重要動作

 

1つだと

 

私は考えています。

 

正しい走り方の指導とは

皆さん

 

小学校で走り方について

 

習った事ありますでしょうか?


私が小学校の先生に

 

指導を受けていた頃を

 

思い返してみると、

 

多くの先生が

 

「腕を振って」

 

「ももを高く上げて」

 

「地面を強く蹴って」

 

などといった

 

子供の頃の私には

 

よく分からない

 

指導だった記憶が

 

あります。

 

そのような

 

よく分からなかった

 

小学校の先生の指導も

 

大人になって

 

初めて

 

その指導の意味が

 

分かりました。

 

その意味とは

 

指導中の先生の振る舞いに

 

目を向けると分かります。

 

先生の指導中の

 

振る舞いは

 

走らないで

 

校庭の端で

 

ストップウォッチを持って

 

立ってるだけで

 

「残り、10分。最後まで頑張れ!」

 

と言っているだけなのです。

 

私が指導を受けてきた

 

先生の中で

 

自ら一緒に走って

 

走り方について

 

一緒に考えてくれる

 

先生はいませんでした。

 

しかし

 

そのような先生も

 

自らの振る舞いについて

 

考えて

 

このままの指導では

 

いけないと

 

何とか

 

子供たちに走り方を

 

教えたいという

 

気持ちのもと

 

一流スポーツ選手の

 

走り方を見て

 

子供たちへ

 

真似させようとします。

 

一流スポーツ選手の

 

走り方は

 

先生から見たら

 

腕が大きく振られて

 

ももが高く上がって

 

地面を強く蹴っている

 

様に見えるので

 

それをそのまま

 

子供たちへ

 

指導するのです。

 

その指導が

 

「腕を振って」

 

「ももを高く上げて」

 

「地面を強く蹴って」

 

なのです。

 

本当にその指導が

 

正しいのでしょうか?

 

 

実際に一流選手は

 

走る時に

 

どの様な意識で

 

走っているのか

 

聞いてみると

 

「手を振る感覚や

 

足で地面を蹴る感覚を

 

持たずに

 

体の中心で作った力を

 

体の外側へ伝える様に

 

走っている」

 

と言っています。

 

この様に、

 

先生から見たら

 

腕を振って

 

ももを高く上げて

 

地面を強く蹴っている

 

様に見えた動作も

 

実際に走っている人は

 

まったくその様な事を

 

意識して走っていないのです。

 

これが本当に

 

正しい走り方の指導と

 

言えるのでしょうか?

 

私が思う、

 

正しい走り方の指導とは

 

指導者が

 

自ら走って、

 

走っている際に

 

体の動きを感じて

 

どのようにすれば

 

楽に、長く、速く走れるかを

 

追求して考えて

 

それを子供たちへ

 

伝えていく指導ではないかと

 

考えています。


 

走る前に、決まる。

私は、

 

小学校低学年の

 

子供たちに教えている

 

走り方の指導方法は

 

走る時に

 

余計な事を考えさせないで

 

軽く、気持ち良く

 

走っていると

 

感じて


もらえるような指導を

 

心がけています。

 

子供たちが

 

走っている時に


指導者が

 

こうしなさいと言っても


子供たちには

 

分かってもらえません。

 

その為、

 

私は、走る前の準備を

 

大切にしています。

 

走る前の準備が


決まれば

 

自然と

 

正しい走り方になります。

 

私が行う

 

走る前の準備とは、

 

体のある場所を


意識して体操する


という事です。

 

このように書くと

 

なかなか難しそうだと

 

思われますが、

 

とくに変わった体操はしません。

 

屈伸運動、

 

伸脚運動、

 

両手伸ばし運動など

 

小学生なら体育の授業で

 

皆、行っている物です。

 

私は


子供たちに

 

その体操をする際に

 

体のある場所を意識させて

 

行わせています。

 

その意識の元で

 

体操を行って

 

直立すると

 

先ほどまで

 

丸くなっていた

 

背中が

 

不思議と

 

伸びています。

 

その姿勢から


わざと

 

背中を丸くすると

 

何か気持ち悪く

 

感じられるほどです。

 


意識が変われば、姿勢も変わる。

長々と書いてきた

 

「運動の主役は走る」

 

についての

 

ブログも終盤になりました。

 

子供たちが

 

体育やクラブ活動で

 

何気なくしている体操ですが、

 

それを行う際の

 

意識を変えれば

 

姿勢が変わります。

 

姿勢が変われば

 

目線も高く広くなります。

 

目線が変われば視野も

 

広がります。

 

視野が広がれば多くの

 

情報を手に入れる事が

 

できますし

 

様々な情報に対して

 

速く対応出来るようになります。

 

このような事は、

 

どんなスポーツにも必要な

 

力だと思います。

 

その意識を変えた状態で

 

正しい走り方が

 

出来るようになれば

 

「投げる」

 

「打つ」

 

「蹴る」

 

「取る」

 

などといった動作も

 

上達すると

 

思いませんか?


近年の


日本のスポーツ指導状況は

 

様々な情報が手に入り

 

技術向上の為の

 

知識が増えています。


しかし、それを


指導者が行って


体で感じて


子供たちへ伝える事が


少なくなっているように


感じます。

 

体を動かす前に


言葉だけで


伝える事が


当たり前になっている


現在


だからこそ

 

人間の体を操る


意識を変える事で

 

上達が図れる

 

走るという動作を

 

もう一度、見つめ直して

 

いきませんか?

 

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皆、


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