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bayfm街角DJ

1月29日(月)に放送された

 

「bayfm78 島村幸男の街角レポート」の様子です。

 

今回の取材は、「かけっこが速くなる教室」として

 

紹介して頂いたのですが、

 

人生初のラジオ出演だったので、かなり緊張しました。

 

しかも、生中継ということですから

 

緊張具合が半端なかったです(笑)

 

改めて、出演中の放送を聞き返してみると

 

早口で何を話しているのか分からないところもあったり

 

活舌が悪かったりしてまったくダメですね。

 

ただ、さすがはプロの島村幸男さん!

 

音声だけで場を盛り上げる技術はさすがですね。

 

島村さんのリズムよく絶妙なトークで私が伝えたかったことを

 

上手く引き出してくれました。

 

今回のラジオ出演でからだ塾のことを

 

たくさんの人に知ってもらえる

 

きっかけになったと共に

 

島村幸男さんの話し方のお手本を間近で見れて本当に良かったです。

 

bayfm78関係者の皆様、

 

取材をして下さりありがとうございました。 

 

今回のラジオ出演は10分間という短い時間でしたので

 

走ることに関して詳しくお話出来ませんでした。

 

そこで、今回のブログでは

 

ラジオでお伝えしきれなかった話を書いていきたいと

 

思います。

なぜ腰と背中?

 

ラジオでは、走る時に足を使わずに腰と背中を使うといいと

 

お伝えしましたが、その理由を簡単に解説していきます。

 

まず初めに知って欲しいのが、

 

筋肉は勝手には動かず、誰かの指令がないと動けないという事です。

 

その指令を送るのは脳です。

 

つまり私たちが走る時には、

 

脳からの指令で筋肉が動いて自由に走ることができます。

 

ですので、脳からの指令をスムーズに筋肉へ伝えて

 

筋肉を速く動かせるようになれば速く走れるということなのです。

 

しかし、

 

皆さんも経験があるように走ろうとして足がもつれて転んだり、

 

自分の思い通りに体を動かせないなんてことありますよね?

 

その原因は、

 

脳からの指令が筋肉に上手く伝わらずに

 

変な動きをしてしまったということなのですが、

 

なぜ脳からの指令が上手く筋肉に伝わらないのか?

 

ここに走る時に腰と背中を使う理由があります。

 

脳は、筋肉へ指令を出す時に必ずあるものを使って指令を出します。

 

それが「脊髄神経」です。

 

この脊髄神経は、腰と背中にある「背骨」の中を通っています。

 

皆さんは背骨と聞いて、

 

ただの1本の棒をイメージするかもしれませんが、

 

背骨は頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨1個、尾骨1個の

 

計26個の骨により出来ていて、

 

それぞれの骨には関節があり、自由に動かすことが出来ます。

 

この背骨(脊髄神経)を自由に動かす事が

 

脳からの指令を筋肉へスムーズに伝える方法であり、

 

速く筋肉を動かす方法でもあり、速く走る方法でもあるのです。

 

野球チームに例えて言えば、

 

監督の指示がしっかりと選手たちに伝わって戦えるチームは強いです。

 

ただ監督から選手へ直接指示を出してもうまく伝わらない時があります。

 

そんな時に助けてくれるのがコーチという存在です。

 

コーチは、監督と選手の間に立ってお互い

 

やりやすいように働いてくれます。

 

これは、体でも同じ事が言えます。

 

脳(監督)からの指令を脊髄神経(コーチ)が

 

筋肉(選手)へスムーズに伝え体(チーム)を動かせれば、

 

体(チーム)は強くなるということです。

 

つまり速く走るには、

 

背骨を自分の思い通りに動かすことが出来れば

 

足は速くなるということです。

 

その為、

 

からだ塾では背骨の動きを実感しやすい、

 

腰と背中を使う重要性を説いているのです。

 

楽ルート7

皆さんは、体を軽く楽に動かせるようになりたくないですか?

 

その為には「楽ルート7」を知る必要があります。

 

「楽ルート7」は、

 

体には動かす順番があり、

 

その順番を伝える為に私が考えたものなのですが、

 

この順番を守って体を動かせば

 

驚くほど体が楽に軽く動かせるようになります。

 

その順番は、以下の通りです。

 

1、 腰

2、 背中

3、 首

4、 肩甲骨

5、 肘、膝

6、 手首、足首

7、 手先、足先

 

いかがですか?

 

皆さんは、この順番通りに普段から体を動かせていますか?

 

ちなみに、

 

体が資本のプロスポーツ選手でもこの順番通りに体を動かせていません。

 

ほとんどの皆さんが手や足から動き出しています。

 

つまり5~6番目に動くものを1番目にして動かしているのです。

 

スーパーやコンビニのレジ待ちで順番を守らないと

 

周囲の迷惑になるように、

 

体の動かす順番を守らないと体にとっても大迷惑です。

 

皆さんのズタボロになった体の原因は・・・

 

加齢ではなく楽ルート7を守っていない

 

ことによるものかもしれませんよ。

手足を使わせない理由

手足を使わないといっても、

 

手と足を使わないなんてことはありえません。

 

私が言いたいのは、

 

手や足から動くのをやめましょうと伝えたいのです。

 

イチロー選手もバッティングの際に重要な事として

 

「手が早いとダメ」と言っていました。

 

これは、体の仕組みからしてもまさにその通りですし、

 

バッティングの際に腰から動く感覚を養うことは

 

野球経験者なら誰しもが知っていることです。

 

しかし、分かっていてもそれが出来ない。

 

それは、バッティング以外の時にも腰から動くことができないからです。

 

普段の生活は手足から動いておいて、

 

バッティングの時は腰から動くなんて出来る訳がないですし、

 

道具も何も持たないで

 

自分の体だけを前へ進ませる「走る」ときに腰から動くことが

 

当たり前にできなければ、

 

バッドを持って速いボールを打ち返すという

 

道具を扱う高度な技術をする際に、

 

腰から動くなんて出来る訳がありません。

 

だからこそ、楽ルート7を守りながら走ることが重要なのです。

 

 

走って野球が上手くなった。

 

からだ塾の走り方は、

 

ただ足が速くなるだけではなくスポーツも上達します。

 

野球でいえば、バッティングスピードが速くなり飛距離が伸びた、

 

ピッチングで球速が上がり、

 

コントロールが良くなったという子供が続出しています。

 

サッカーでは、パススピードが速くなり、

 

遠くへボールを蹴れるようになった、

 

シュートに威力が出てきたなど、

 

走りを極めることでそれぞれの競技能力も向上しています。

 

また、自転車競技など実際に走ることが必要ないと思われる

 

スポーツでも、結果を出している選手も続出しています。

 

◆忍者走り、安藤友香

 

からだ塾の走りは、

 

先日の大阪国際マラソンで走った安藤友香選手の忍者走りに

 

似ていますが、安藤選手はまだ楽ルート7を使いこなしていません。

 

からだ塾の走りと似てはいますが、

 

使えている場所がまったく違います。

 

安藤選手が私のトレーニング指導を受けたら、

 

間違いなく日本歴代1位の記録を出せるはずです。

 

※フルマラソン女子日本記録1位 野口みずき2:19:12(2005)

安藤友香選手自己ベスト2:21:36(2017)

 

 

◆大切なのは体の後ろ

 

皆さんは、走る時に体の前側を意識して走りますか?

 

後ろを意識して走りますか?

 

そんなことまったく意識して走っていないという方が

 

大半かもしれませんが、

 

実は走る時に体の後ろ側を意識して走ると

 

めちゃくちゃ楽に走れるのです。

 

これは、

 

全身の関節を曲げて使うか、伸ばして使うかの違いなのですが、

 

皆さんは関節を曲げて運動していますか?

 

それとも伸ばして使っていますか?

 

こちらもまったく意識して運動していない方が大半かもしれませんが、

 

実はマラソンで最後まで楽に走り続けられて、

 

翌日にも疲れや痛みを残さない方法は、

 

全身の関節を伸ばして使う事なのです。

 

しかし、

 

そう簡単に全身の関節を伸ばして走り続けられません。

 

それが出来るようになるには、

 

普段から体の後ろ側を意識して生活する必要がありますし、

 

体の後ろ側を鍛える必要があります。

 

ですので、

 

腹筋運動や腕立て伏せは体の前側、

 

つまり関節を曲げる筋肉を鍛えることになるので

 

やらない方がよいでしょう。

 

とはいえ、先日の大阪国際女子マラソンで

 

優勝した松田瑞生選手は「腹筋女王」と言われるくらい

 

腹筋運動をしているではないか、

 

そして結果も出しているではないか、

 

それはどういうことだと思われる方もいるかもしれませんが、

 

おそらく今頃彼女は膝が曲がらず1週間近く走る事が出来ないほどの

 

ダメージを体に負っていると思います。

 

もちろん記録を出したことは素晴らしいことだと思います。

 

しかし、

 

彼女にとって大切なことは2020東京五輪へ出場して

 

メダルを獲得することです。

 

このまま毎回のマラソン後に凄まじいダメージ負っていては、

 

肝心のレース中に負傷するリスクがあることも忘れてはいけません。

 

私は、スポーツ選手には記録を出す以上に

 

競技を終えても健全か体でいられることを念頭にいれながら

 

練習をして欲しいと考えています。

 

その為には、鏡に映して見える体の前側ではなく、

 

自らの目では見えにくい体の後ろ側へ

 

意識を向けて練習をする必要があります。

 

イチロー選手が44歳で怪我がなく競技を続けられるのは、

 

体の後ろ側を意識的に鍛えてきたからだと私は思っています。

 

私は、

 

子供たちへ自分の体を一番大切に扱いながら

 

スポーツを楽しんで欲しいと心から願っています。

 

だからこそ体に一番負担がかからず能力を

 

向上させる方法を教えています。

 

皆さんもからだの使い方を極めて

 

毎日が快適に過ごせる体を手に入れて過ごしませんか?

 

からだ塾では、そんな皆さんをサポートしていきますので

 

どうぞお気軽にご連絡ください。

 

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