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骨の話

突然ですが、質問です。


重い物を持ち上げる時に

体のどこを使って

持ち上げようとしますか?

スポーツジムで

トレーニングをする時に

どこを意識して鍛えようとしますか?

体のストレッチをする時に

体のどこを意識して

ストレッチをしようとしますか?

こちらの質問に

全て「筋肉」という

答えが出た方は、

今から書く内容は

意表を突かれるかもしれません。

それ以外の答えを出した方は

新鮮な感覚を覚えるかもしれません。

そんな、「骨の話」を

今回のブログでは

書きたいと思います。

少し長くなるかと

思いますが、

どうぞ

飽きずにお読み下さい。



骨の話をしますよ、と


からだ塾に来院される方に

お伝えすると

誰しもが、上の子供のような

顔をします。

それは当然の反応だと思います。

何か、骨って

いまいちイメージ出来ないし、

骨って、小学校や中学校の理科室

をイメージしてしまい

何か怖い

感じがしてきますよね?

しかし、

そんな怖がられる骨は

人間の誰しもが
 
持っているものです。

それを怖がったり、

イメージがわかないという

理由で存在を消してしまうのは

少し寂しい気がしますので

少しだけ

骨の話を聞いて下さい。

ところで

皆さん、

人間の骨の数って

全部で何個あるか

考えた事ありますか?

ないと答えた方は、

今一度、何個あるか

考えてみてください。

いかがですか?

1000個?

500個?

50個?

んーーー。

分からん。

という声が

聞こえてきそうなので

答えを言いますね。

人間の骨の数は

全部で約208個です。

そんな数言われても

正直多いのか、少ないのか

イメージわきませんよね。

それでは、もう一問。

人間の骨の

総数約208個のうちの

4/1にあたる54個が

体のある場所にあります。

それはどこでしょう?

頭?

背中?

肋骨?

んーー分かんない!!

それでは、答えを言います。

54個が密集している

体のある場所とは、

足です。

足といっても、
 
足首より

下の部分です。

へぇーーー!!

何か意外ですよね?

そして、

なぜ?

足首より下に

骨が密集しているのか

気になりますよね?

それは、きっと

人間は2足で立ち、歩いたり
 
走ったり、跳ねたりする為
 
体の中で

とても大切な場所の
 
一つ

だからだと思います。

「足裏にツボが多い」
 
「足は第2の心臓」なんて言葉も
 
それなりに意味があるのでしょうね。

ここまで、骨の話を聞いて


上の子供のように

少しだけ

骨に興味を持たれた方が

いらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方たちの為にも

もう少し深く

骨の話をしていきたいと思います。
 
ここからは

骨と筋肉の性格について
 
お話します。
 

骨というヤツは

本当にいいヤツなんです。

というのも、約208個ある骨たちは

1個1個がとても協力的に動きます。

1個の骨が動けば、周りの骨も動く。
 
足の骨が動けば、手の骨も動く。
 
骨盤の骨が動けば、顔の骨も動く。
 
1個の骨が動けば、
 
休んで動かない骨などないのです。

まさに

1人は皆の為に、皆は1人の為に

の精神を持ついいヤツなんです。

そんないいヤツなんですが

とても優しいので、

誰かから

お前やらなくていいよ!

俺がやるから!

と言われてしまうと

静かに従ってしまう

そんなヤツなんです。
 
つまり、骨たちは
 
協力的に動こうとしているのに
 
誰かが出てきて、
 
俺の方が強いんだから
 
任せておけ!と
 
言われると
 
たちまち、
 
骨と骨の協力的な
 
動きが出なくなってしまうのです。
 
つまり、
 
骨が動きたくても
 
動けない状態に
 
なってしまうのです。

その横から出てくる
 
誰かは誰か?

皆さん分かりますか?

答えは、




筋肉です。

筋肉は骨の表面にあり、


筋肉は、必ず骨に付きます。

そして、

筋肉はゴムの様な特徴を持っていて、

筋肉が縮んだり、

伸びたりすると骨が動きます。

その様にして、
 
人間の体は動きます。

が、しかし、

筋肉はとても一人よがりで

出しゃばりな性格です。

俺一人でやるから

他のヤツは黙ってついてこい!と

言わんばかりの

強気のスタイルです。

そんな人間にある筋肉の数は、

約600あると言われています。

約208個の骨たちは、

とても協力的で皆で動こうというスタイル。

一方

約600個の筋肉たちは、

1つ1つのそれぞれが
 
俺がやるから皆黙っていろ!

というスタイル。
 
どうだ!
 
俺の方が大きく力があるだろう!と
 
力自慢をし合い、
 
協力的な事をしない
 
スタイルが筋肉です。

体を扱う人間はどちらを

意識的に使ってあげた方が

楽に、軽く、器用に動けるのでしょうか?

ここで、
 
少しだけ
 
想像してみて下さい。
 
上のイラストのように
 
筋肉がムキムキの人が
 
サッカーや野球、テニスを全て
 
器用に出来そうでしょうか?
 
重い物は持ち上げそうだけど
 
何となく、ぎこちなく動きそう
 
ではないですか?
 
多くの方がそのようなイメージを
 
持たれたのではないでしょうか?

誤解を避けたいので、

 

一言お伝えします。

 

決して筋肉が悪いと

 

言っている訳ではありません。

 

決して、ボディビルダーの方を

 

批判している訳ではありません。

 

ボディビルダーの方は、

 

本当に過酷なトレーニングを毎日しています。

 

トレーニングだけではなく、食事の制限もして

 

通常の生活を捨ててまで

 

1つ1つの筋肉の形を綺麗に

 

見せる努力をしています。


そんな、

 

ストイックに物事に取り組む姿勢を

 

私はとても尊敬しています。

 

そんな尊敬すべき

 

ボディビルダーの方は

 

何を目的に

 

トレーニングをしている

 

のでしょうか?

 

おそらく

 

器用に動けるようになりたいと

 

望んでトレーニングをしていない

 

と思います。

 

その目的は

 

筋肉の大きさや綺麗さを出す為に

 

過酷なトレーニングや食事制限を

 

日々積んでいると思います。

 

しっかりとした目的意識を

 

持っていますので

 

筋肉を意識してトレーニングをしても

 

文句の言いようがないです。

 

しかし、

 

ボティビルダーの方のように

 

筋肉がムキムキになるまで

 

ならなくても良いかなと

 

思われる方や

 

痩せたい、

 

体のスタイルをキープしたい

 

器用に体を動かしたい

 

体を軽く動かしたい

 

様々な動きを柔軟にしたい

 

健康的な体でいたい

 

という目的で

 

トレーニングをしている方は

 

筋肉を意識した

 

トレーニングを行わない方が


良いです。


筋肉を意識したトレーニングとは


簡単な例で言うと、


スポーツジムにある


マシントレーニングをする時に


胸の筋肉を大きくしたいから


という目的で


胸の筋肉に意識を持って


下半身が動かないように


足に力を入れて固めて


トレーニングをしたり、


太ももの筋肉を大きくしたいから


という目的で


太ももの筋肉に意識を持って


上半身が動かないように


手に力を入れて固めて


トレーニングをする事です。


このような意識で


トレーニングをすると


約208個の骨たちが


皆で動いて


協調的な事をしようとしても


出来なくなってしまいます。

 

では、

 

どんな意識をもって

 

トレーニングをした方が良いのでしょうか?

 

これより先は

 

その事について

 

触れて行きたいと思います。

 

人間はどのような意識をもって

 

トレーニングや体を動かす事を

 

したら良いのか?

 

それは、


骨で動く、意識を持つ。


このように聞いて、

 

「はっ???」

 

「何言ってんの?」

 

と思われる方が

 

多いのではないでしょうか?

 

それは、当然の感覚です。

 

「骨で動く」なんて事を

 

学校の先生や両親、


祖父母から習ったことも

 

ない訳ですから・・・


頑張って通った


スポーツジムの


インストラクターからも


言われて指導を受けた事が


ない訳ですから・・・

 

また、

 

からだ塾へ来院された方へ

 

同じ話をすると

 

戸惑いともとられる

 

コイツ怪しいともとられる

 

反応が見られます。


 

しかし、


からだ塾が教える


骨で動く体操を知って

 

骨で動く感覚を覚えた方は、

 

皆さん


目を丸くして

 

決まって


このように言います。

 

「体や動きがとても軽い!」


「さっきまであった痛みが取れた。」

 

「走るのが苦しかったけど、走るのが楽しくなった!」

 

「身長が伸びた!」


「スタイルが綺麗になって


鏡を見るのが楽しくなった。

 

「体重は変わらないのに、


周りから痩せた?と言われた」

 

「何も気を付けた姿勢でいないのに、

 

姿勢が綺麗だね。って言われた」

 

などなど

 

今までに経験した事のない

 

感覚を覚えたり、


周りの人から見られる


印象も変わるそうです。


2者のより良い関係。

体を扱う主人の意識が

 

筋肉で体を動かす意識から

 

骨で体を動かす意識

 

変わると

 

骨たちはとても喜び、


骨と骨で

 

協力的に動いて

 

体を軽く動かしてくれます。

 

そして、

 

力を出すために、歯を食いしばり

 

使っていた筋肉たちも

 

意識が変わります。


「骨が動けば、

 

筋肉だって動くのだから

 

俺たち、そんなに頑張らなくても

 

いいじゃないか」

 

「俺たち(筋肉)は他にも

 

出来る事があるじゃないか、

 

血液を全身に巡らせる為に

 

血管を動かそう!」

 

「血液が全身に回れば

 

俺たち(筋肉)も柔らかくなって

 

居心地が良いじゃないか!」

 

「何だか、居心地が良いから

 

熱も作れるじゃないか!」

 

といった具合に

 

筋肉たちも

 

主人の疲れが取れるように

 

血液を流し、

 

冷え性の主人の体が

 

温かくなるように、

 

と協力的になるのです。

 

つまり、

 

主人の意識が変われば

 

骨、筋肉の関係も良くなり、

 

2者(骨、筋肉)のより良い

 

関係が生まれるのです。

そして、

 

筋肉と骨がより良い関係になると

 

2人には愛が生まれるかもしれませんね。(笑)

 

※上の写真は、友人の結婚式の際に

 

新郎新婦の2人に対してメッセージとして

 

使用したものです。

 

と骨の話も終盤になりましたので

 

冗談を1つ入れておきます。

 

 


冗談はさておき、

 

このような感覚を覚えたい方は、

 

ぜひ一度

 

からだ塾の

 

「からだほわっと」を

 

受けて見てください。

 

体が軽くなり

 

意識が変わります。

 

詳しくは、

 

ブログ内でご紹介していますので

 

下記をクリックしてご覧下さい。

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