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つくばマラソン

11月20日つくばマラソンが

 

晴天の空の元で開催されました。

 

気温11℃風速1㍍という

 

マラソンで走るには暑すぎず、

 

寒すぎずの絶好のコンディション。

 

ここ最近、

 

思うように練習が出来ていない

 

私もちゃっかり参加してきました。

 

当初の予定では

 

1ヶ月前のアクアラインマラソンに

 

出場してから

 

つくばマラソンに挑むつもりでしたが

 

想定外の出来事により

 

アクアラインマラソンを棄権してからの

 

今シーズン初のフルマラソンとなって

 

しまいました。

 

そんなこんなで出場してきた

 

つくばマラソンですが

 

狙うは、サブ3と言いたいところですが

 

今の練習では到底3時間以内での

 

ゴールは達成出来ないと早々に判断。

 

今回は、とにかく楽に適当に走ろうと

 

決めて挑みました。

 

有り難いことに、つくばマラソンは

 

終始平坦な道が続くコースです。

 

走り方次第では、

 

本当に楽に走れるコースです。

 

気になるその走り方とは、

 

私はこのように考えました。

 

それは、走っていても息が上がらず

 

周りのランナーのペースに惑わされず

 

常に自分のリズムで走ることです。

 

今回のレースでは、この走りをして

 

沿道の声援にも「ありがとう!」と返事を

 

返せて、レース終盤でも足がつらず

 

ゴールまで残り1~2㎞になったら

 

最速ペースで

 

走りきれるようにすることです。

 

この走りは、言うのは簡単ですが

 

やるのは本当に難しいことです。

 

というのも

 

昨シーズンのマラソンで明確になった

 

私の悪い癖は、

 

25㎞までをハイペースで走って

 

しまうことです。

 

その走りは、

 

レース序盤は良いです。

 

とにかくハイペースなので

 

どんどんランナーを抜いていって

 

みんな遅いなーなんて思いながら

 

走ります。

 

しかし、レース終盤は立場が逆転。

 

ハイペースで走ったあまりに

 

レース終盤は失速。

 

後続のランナーからどんどん抜かれます。

 

そんな中で

 

私は苦し紛れに何とかゴールします。

 

記録更新を狙いすぎるあまりに

 

さんざんな結果になります。

 

まるで、うさぎと亀の話が

 

私の頭をよぎります。

 

今回のレースでは

 

このような私の悪い癖を改善するべく

 

思いきった策を決行します。

 

それは、

 

「腕時計を見ない」です。

 

笑ってしまうかもしれませんが、

 

これが意外と良かったです。

 

今までの私は、

 

1㎞何分ペースで走っているのか

 

しきりに時計を見て気にしていました。

 

今回のレースは、それを根絶します。

 

 

 

そして、迎えたレースですが

 

作戦通りに事は進みます。

 

5㎞通過、時計を見ない

 

10㎞通過、時計を見ない

 

20㎞通過、少し気になるが時計を見ない

 

30㎞通過、意地でも時計を見ない

 

40㎞通過、時計の存在を忘れる

 

finish、時計を止めるのを忘れる。

 

 

私は、見事に時計を見ないで

 

フルマラソンを完走しました。

 

時々、時計が気になりはしましたが

 

時間を気にしすぎる男は

 

イケテナイと何度も言い聞かせて

 

時計を見ないで走れました。

 

時計を見ない効果なのか、

 

過去にないくらい時間があっという間に

 

過ぎていくのを感じました。

 

そして、最後までハイペースになったり

 

失速したりしないで同じペースで

 

楽に走りきる事が出来ました。

記録は、3時間21分08秒と

 

自己ベストの3時間14分26秒には

 

遠く及びませんが、

 

過去にないくらいの余裕がある

 

フルマラソン完走でした。

 

そして、

 

レース中は、足が痙攣することもなく

 

沿道の声援にも

 

「ありがとう」と答えながら走れて

 

ゴールまで残り1㎞は

 

レース中で一番のハイペースで

 

走りきる事が出来ました。

 

これは、非常に大きな収穫です。

 

過去のレースでは、

 

残り1㎞は、苦しくて仕方なかったのですが

 

今回は違います。

 

レース終盤の苦しい場面で

 

失速する周囲のランナーをすいすいと

 

抜いていきます。

 

これは、結構爽快ですね。

 

そして、レース後の体も痛むところもなく

 

至って普通の状態です。

 

これも、結構嬉しいですね。

 

翌日も普通に仕事が出来ます。

 

 

といったところで

 

2016つくばマラソンに参加して

 

気付けたことは、

 

時計を気にしてばかりいても

 

良いことはないです

 

自分が走ってきた時間が

 

何分であろうとレース中に気にしても

 

意味がないと思いました。

 

大切なのは、レースに向けての練習です。

 

練習で全て決まります。

 

これは、当たり前の事ですが

 

それをどこまで割りきれるかが重要です。

 

練習で出来ていないことを

 

レースでやろうとする。

 

練習で出来ていることを

 

レースで発揮できない。

 

これを解決する策として

 

今回は時計を見ないで走り切りました。

 

これは、この先も続けます。

 

どれだけ練習して

 

記録更新出来そうな状態の時でも同じです。

 

記録を狙いにいかずに、

 

適当に走ります!!

 

そして、もう少し練習を真面目にやります。

 

この言葉は、

 

マラソン後に毎回言っていますが

 

なかなか満足のいく練習ができません。

 

こんな人間が子供たちに偉そうな

 

事を言っていてはダメですね。

 

もう一度、自分に渇をいれて

 

日々を怠惰に過ごさず

 

勤勉な人間になれるように頑張ります!!

 

過去の事に囚われることなく

 

今から始められることに

 

集中して1日1日を懸命に生きる。

 

フルマラソン後に気付けた事を

 

大切にしていきます。