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腹筋に力を入れるな

どうですか!?

 

この肉体!

 

私が脱いだら

 

ざっとこんなもんです(笑)

 

なんて、あり得ないですね。

 

しかし

 

凄い肉体ですね!!

 

腹筋が6つに割れて

 

胸の筋肉が大きくて

 

力こぶが破裂しそうです。

 

これだけの肉体を手に入れるには

 

並大抵の努力では無理ですね。

 

毎日のトレーニングから

 

食事のカロリー制限まで

 

細かく管理できた人が手に入れられる

 

究極の肉体です。

 

 

 

今回のブログでは

 

このような究極の肉体を手に入れる方法

 

ではなく

 

腹筋についてお話したいと思います。

 

世の中には、

 

腹筋を6つに割りたくて

 

仕方ない男性が多いと思いますが

 

腹筋に力をいれながら

 

運動すると怪我の原因になるのを

 

ご存知でしたか?

 

「えっ!うそでしょ?!」

 

と思われた方は、

 

まずは、

 

下記の動画をご覧下さい。

動画でもお伝えしている通り

 

腹筋に力を入れながら

 

背筋運動をすると

 

腰が痛くなります。

 

その痛みを

 

腰が鍛えられている証拠と

 

思い込んで背筋運動を続けると

 

腰痛になります。

 

このような経験は

 

多くの方がしているのではないでしょうか。

 

そして、

 

勝手に「背筋運動=腰痛になる」と

 

思い込んで

 

運動をやめていきます。

 

運動している人が

 

自分で体の扱い方を間違えているのに

 

それに気付かない・・・

 

なんとも悲しい話です。

 

 

 

そもそも、

 

腹筋と背筋は相反する働きを担っています。

 

ざっと

 

それぞれの筋肉が全身に及ぼす影響を

 

説明すると

 

腹筋は、「体を屈める(縮める)」

 

背筋は、「体を伸ばす」働きがあります。

 

つまり

 

腹筋に力を入れながら

 

背筋運動をするということは

 

「体を縮ませながら、伸ばせ!」と

 

言っているようなものです。

 

これは例えていうなら

 

羽田から、北海道に行けといいながら

 

沖縄に行けと

 

いっているようなもので

 

まったく逆方向の事を一緒に

 

しなさいと言っているのです。

 

「はっ?そんなの無理です」

 

そうです。

 

それが体の正直な感想です。

 

それを、

 

多くの方がやっているのです。

 

これは、

 

背筋運動に限った話ではなく

 

運動をするときや

 

日常生活での何気ない動作でも

 

おきますので

 

腹筋と背筋を一緒に使っている

 

という自覚がない方も

 

十二分にお気を付け下さい。

 

そんな方へ、

 

今後は

 

以下の事を注意しましょう。

腹筋運動はやらない

誤解を避けるためにも

 

格闘技やボクシングなど

 

お腹に直接打撃を受ける場合や

 

仰向けに寝た姿勢から

 

起き上がる動作が多い

 

競技については

 

腹筋を鍛えなければいけません。

 

また、

 

お腹を6つに割って評価を受ける競技や

 

自己満足の為に腹筋を6つに割りたい人は

 

腹筋を鍛えなければいけません。

 

 

ただ、

 

機敏な動きをしたい人や

 

体を動きやすくしたい人は

 

腹筋運動は必要ないかもしれません。

 

そもそも

 

猫やチーターなどは

 

腹筋は割れていないのに

 

機敏に動き回りますよね。

 

腹筋運動を一生懸命にやるのは

 

およそ人間くらいでしょうか(笑)

 

そんなことを一生懸命に

 

がんばるよりも

 

腰から動く練習をたくさんした方が

 

良いでしょう。

 

それについては、

 

下記の動画をご覧下さい。

 

小学校低学年の子供たちが

 

「腰と背中」「おしりと背中」

 

を扱うことの重要性を

 

説いています。

 

小学生でも分かることを

 

大人が分からないわけがないと

 

思うのですが、

 

どうも

 

知識の洪水に溺れている大人には

 

理解してもらえません。

 

およそ9割の人が腹筋に力を入れて

 

運動する事が常識と思っている

 

現代社会に

 

腹筋に力を入れるなという

 

非常識と捉えかねない事を

 

今回のブログでは書いていきました。

 

もちろん反対意見もあると思います。

 

それは、それで構いません。

 

ただし、

 

子供たちには

 

間違った情報を伝えないように

 

皆さんで気を付けていきましょう。