からだ塾に
4歳から通い始めて
4年目を迎えた春、
遂にやりました‼
小学3年生の「かずき」が
念願の体力テストでA判定を獲得。
「継続は力なり」とは
まさに彼の為にあるような
言葉です。
彼は、とにかく自分を高める為に
努力を惜しまない子です。
常に学ぶ姿勢を忘れず
現状に満足することがない彼は、
授業中にふざけるということを
一切しない人間です。
まさに、からだ塾の鏡‼
彼は、
小学3年生ながら
体の扱い方はプロスポーツ選手以上の
物をもっています。
体から放たれる感覚を頼りに
目に見えないものを扱う技術は
周囲の大人も驚嘆します。
「速く走ろうとするとダメ」
「背骨の横の動きで走りだす」
「腰の上下の動きでスピードをあげる」
「ターンは背中を使う」
「筋肉に力を入れないで走る」
「力んだら負け」
このような言葉を
授業中に平気で口にします。
もはや、からだ塾の先生として
子供たちへ指導させても
問題ないほど体について悟っています。
私が教えるよりも
他の子供たちは理解しやすい
かもしれませんね(笑)
それくらい、
彼の感覚は素晴らしいものがあります。
そんな凄いことずくめの彼ですが、
実は小学1、2年生の体力テストは
C判定でした。
体力テストは、
握力、上体起こし、長座位前屈、
反復横跳び、20mシャトルラン
50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げの
8種目を数値化して評価されます。
体力テストは体格が大きな子供が
有利な傾向があります。
彼は、小柄で平均的な子供の体格に比べると
あきらかな差があります。
小学1、2年生の時には
その差に苦しみました。
しかし、
小学3年生になると
そんな差を物ともせず彼は、
8種目中7種目が平均を上回りました。
また全国平均でも、握力と上体起こしを除く
6種目が平均を上回り
見事体力テストA判定を獲得しました。
小学2年時と比較して伸びた記録は
以下の通りです。
握力 10㎏➡12㎏
上体起こし 13㎝➡15㎝
長座位前屈 21㎝➡34㎝
反復横跳び 32点➡46点
20mシャトルラン 40回➡69回
50m走 10.60秒➡9.70秒
立ち幅跳び 114㎝➡143㎝
ソフトボール投げ 17m➡23m
8種目中8種目全てにおいて
昨年の記録を更新していて
着実に成長を遂げているのが
見て取れます。
このような結果も
一重に彼の努力とお母さんの自己犠牲の
賜物でしょう。
彼の頑張りは、誰もが認めるところだと
思いますが、
私はお母さんを称えたいですね。
世の中には様々な母親がいますが
彼の母親ほど自分を犠牲にしている
人はいないと思います。
雨風が強い悪天候の日でも
真夏の炎天下でも
凍えるような寒さの中でも
常に自転車で送迎をする母親、
驚くべきことが
自転車と車での接触事故をおこした
その日にも彼を送迎してから
病院へ行ったときでした。
傷だらけになりながらも
弱音をはかずに
淡々とした表情で
彼の送迎というやるべきことを
最後までしっかりやる根性・・・
こんな母親は今まで見た事が
ありません。
母親が子供の為にやるべきことは
何でも子供の言う事を聞くことでもなく
子供が欲しがるもの与えるのでもなく
子供がやると決めた事を
責任をもって応援してあげること・・・
この簡単そうに見える行動を
そつなくこなし続けてきた
彼の母親を心から称えたいです。
そして、
そんな母親に甘えることなく
常に自分に厳しい課題をかして
成長し続けてきた「かずき」
これからも更に成長するべく
地道に歩んでいってください。
今の君なら必ず夢を掴めると思います。
甲子園に出場して
プロ野球で大活躍するような野球選手に
なって下さい。
どこへ行っても応援しています。
君からもらった経験は
からだ塾の宝物です。
これからも共に成長しよう‼