![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/ie5fd98acf53268b5/version/1382686958/image.jpg)
リアクション力とは
リアクションとは、反応、応答、反作用、反響などの
意味を表しますが、
からだ塾ではその中でも、反応、応答の意味で使っています。
スポーツをする上で、この力は必要不可欠です。
野球でいえば、ピッチャーがボールを投げて、
バッターがバットを振って当たった瞬間に一塁へ走る。
バレーでいえば、相手の選手がアタックを打ってきた瞬間に
体を動かしてレシーブをする。
スポーツでは、このような事が常に続いていきます。
その一瞬の動きが速ければ、速いほど有利に働きます。
リアクション力を高める方法
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i576522ea831f65df/version/1382687514/image.jpg)
反応、応答するには、必ず相手がいます。
相手とは、人、ボールなどです。
速く反応する為には、その相手の情報を知る事が、
必要になります。
この時、大切になってくるのが、
目と耳です。
なぜなら、人間は大切な情報の95%を目と耳から
仕入れているからです。
からだ塾では、目と耳の機能を高める為の授業を行っています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/iaaff5e00ed703c15/version/1382687686/image.jpg)
上記の写真は、「先生が1回手を叩いたら座る」
といった授業です。
写真では、先生が子供たちの前にいますが、
慣れてきたら、子供たちは前を向かせたまま、
先生は後ろへ移動して手を叩きます。
このようにすると、先生の動きが見えないので、音を聞く為に
子供たちは耳の力を使う為に神経を使います。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i0fc641ccf5e9000c/version/1382688093/image.jpg)
上記の写真は、「先生が言った色や数字を手で叩く」授業です。
子供たちは、先生が言う言葉に神経を集中させます。
その後、言われた色や数字がどこにあるのかを必死で探します。
最後は、言われた色や数字を手で叩きます。
この授業では、目と耳と手を連続的に使います。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/ica15efe379a5d8ba/version/1382688366/image.jpg)
色や数字を叩く時の手の動きにもポイントがあります。
それは、強すぎず優しすぎず触る為の力加減です。
この力加減は、どんなスポーツでも必要になってきます。
この力加減は脳の空間認識能力を鍛えると
上手に出来るようになります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/id06b392d2b2d3abc/version/1382688619/image.jpg)
次の写真は、「じゃんけんリアクション」の授業です。
ルールは、子供たちを対面に立たせます。
子供の右足側にピンク、左足側に黄色のボールを置きます。
その後、2人にはじゃんけんをしてもらいます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i4ad9df8fcf972933/version/1382689380/image.jpg)
じゃんけんで勝ったら、ピンクのボールを手で取って上げる。
負けたら、黄色のボールを手で取って上げる。
あいこは、座る。といったルールです。
ボールを取り上げる時は、深くしゃがみます。
この動作には股関節を鍛える意味もあります。
からだ塾の授業は目と耳を鍛えると同時に、
子供たちの股関節を鍛える事も目的に行っています。
スポーツをする上ではもちろんですが、日常生活においても
股関節を上手に使えると、怪我をしにくくなったり、
力を最大限に発揮できます。
子供たちは、楽しく遊びながらスポーツで必要な力を
手に入れているのです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/se945528a8254db61/image/i524a190efb1f8803/version/1382690054/image.jpg)
このように、相手が何かをした時の一瞬を子供たちは集中して
見たり、聞いたりして授業に参加しています。
この方法を使うと、子供たちの反応、応答力が高まると共に
集中力も身に付きます。
なぜなら、相手が何かする一瞬を見逃さないようにするからです。
また、人の話を良く聞くようにもなります。
これがリアクション力を高める方法です。
次回は、ボール操作力を育てる方法について説明します。
コメントをお書きください