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町田から来た少女

早いもので、2017年も1ヶ月経ちました。

 

私は歳を重ねるごとに

 

1年が過ぎていく時間を

 

短く感じるようになりました。

 

「もう、1ヶ月経ったのか」

 

「この1ヶ月で何が出来たのか」

 

「誰かの為に役に立てたのか」

 

私は、そんな事を考えて毎日生きています。

 

1日は24時間であり、1440分です。

 

このうちの1分1秒も無駄にしないで

 

生きていけば、きっといいことがあるはずです。

 

私は、それを信じて歩み続けます。

 

こんな変わり者の私ですが、

 

私の元を訪ねる人がいます。

 

それが、高校1年生の少女です。

 

名前は、Mちゃんとしておきましょう。

 

Mちゃんは、小学校1年生の頃から

 

テニスをしています。

 

小さい頃からテニスが好きで

 

現在も週2回の部活と週3回のスクールで

 

テニスを続けています。

 

そんなMちゃんは、

 

長年テニスをしていてどうしても

 

治らない癖があり、すごく悩んでいました。

 

それが、「肩に力が入る」ことです。

 

Mちゃんは、その癖を治す為にコーチに相談したり

 

本を読んだり、ネットで調べて、

 

呼吸法を試したり、姿勢に気をつけたりと

 

毎日一生懸命に取り組んだそうです。

 

それでも、なかなか癖は治りません。

 

そんな時に、私のブログを見つけたそうです。

 

それが、以下のブログです。

 

肩の力を抜く方法

 

Mちゃんは、

 

この記事がすごく気に入ったそうです。

 

記事の内容も他の本やブログに比べて

 

とても分かりやすいと言ってくれました。

 

また、記事で紹介した「力む人」の写真が

 

テニスのサーブをしているシーンだったので

 

すごく共感できたそうです。

 

そんな事がきっかけになり、

 

Mちゃんは、からだ塾に行きたいと思って

 

予約してくれました。

 

そんなMちゃんの話を聞いて、

 

ブログを読んだことがきっかけになり

 

Mちゃんが実際に足を運んでくれたことに

 

私は、とても感動しました。

 

 

 

感動することは、まだあります。

 

私はてっきりMちゃんは親御さんと

 

来るのかと想像していましたが、

 

東京町田から千葉本八幡まで

 

1時間30分かけて1人で電車に乗って

 

来てくれました。

 

これには、感動しました。

 

「高校1年生で、なんという行動力!」

 

「なんて、勇敢な少女なのか!」

 

そんなことを心から思いました。

 

そして、

 

「何とかMちゃんの為になりたい!」

 

「Mちゃんの気持ちに答えたい!」

 

と思いました。

 

ちなみにMちゃんには、

 

インターハイに出場して

 

結果を残したいという目標があります。

 

その為にMちゃんは、

 

人よりも練習をしなければいけないと

 

思っているそうです。

 

でも、ただ練習の量をこなすだけでなく

 

練習の「質」も高めなくては意味がないと

 

Mちゃんは言います。

 

それが、肩の力が抜けた状態で

 

練習をすることなんだと続けて言いました。

 

何という洞察力でしょうか。

 

そんな、Mちゃんに私はほれ込みました。

 

「よし!!」

 

「何とかしてあげよう!!」

 

私は1時間30分ほど施術をしました。

 

肩に力が入るのは、

 

力の入れ方にミスがあるからであって、

 

呼吸や姿勢を気を付けて

 

力を抜こうとしても力は抜けません。

 

大切なのは、どのように「力を入れる」かです。

 

この事について、

 

施術を受けたMちゃんは

 

体と頭でしっかりと理解してくれました。

 

そして、施術後のMちゃんは、

 

目がとてもキラキラしていました。

 

「歩きやすいし、走りやすい」

 

「体を動かすのが楽しい」

 

「テニスを早くしたい」

 

白い歯を見せながら、

 

そんなことを言っていました。

 

それは、まるでテニスを始めたばかりの

 

小学1年生の女の子に戻ったかのようでした。

 

その表情を見て、私も嬉しくなって

 

思わず笑顔になりました。

 

Mちゃんは、素直に私の言葉を聞いて

 

実践してくれるのですごくやりやすかったです。

 

私は、

 

「次回の予約を取って下さい」

 

「次は、この日に来てください」とは

 

絶対に言わない人です。

 

あくまで、本人の意思に任せています。

 

しかし、今回ばかりはあまりの楽しさに、

 

「絶対また来てよ!」と

 

普段は言わないことを言ってしまいました。

 

Mちゃんには、

 

このおっさんキモッ!と思われたかも

 

しれませんが・・・

 

施術後は、

 

テニスの練習に行くということで

 

大きなリュックとテニスラケットを持って

 

Mちゃんは遠いところから

 

わざわざ来てくれました。

 

もっと教えてあげたい私の気持ちを

 

受け取ってくれたのか、帰り際に

 

「また来ます!」と笑顔で言ってくれました。

 

町田から来た少女Mちゃんは、

 

これからどのような成長していくのか

 

本当に楽しみです。

 

皆さんも

 

Mちゃんの今後に期待して下さいね。

 

 

さて、今回のブログは

 

変わり者の私の元にも、

 

訪ねる人がいるということをお伝え致しました。

 

人間に平等に与えられた時間を

 

どのように使うかは、その人次第です。

 

ただボケーとテレビを見る1時間30分と、

 

自らの癖を治す施術の1時間30分とでは

 

同じ1時間30分でも

 

まったく違うものになります。

 

これは、他の事にも言えます。

 

ただ気持ちいいマッサージの1時間と

 

自らの課題を改善出来る施術の1時間とでは

 

まったく違うものになります。

 

どちらが良いのかを決めるのは

 

その人次第です。

 

しかし、

 

選択を間違えると

 

あとで後悔することになります。

 

誰もが、

 

あの時あれをしておけばよかったと

 

思うのが人生です。

 

ですが

 

後悔したくない人生を送りたいなら

 

1分1秒を無駄にしない時間を

 

送る努力が必要なのかもしれません。

 

とはいえ、

 

後悔しない為に努力をするといっても

 

なかなかできないのが

 

人間です。

 

そんな中でも、

 

その努力をするか、しないかは

 

あなた次第です!!

 

なんて・・・(笑)

 

都市伝説の決まり文句のような言葉が

 

決まったところで、

 

町田から来た少女の話を終わりにします。(笑)

 

 

 

皆さん、時間は大切に・・・。