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悩み多き日本人

人は生きていると、

 

様々な問題に直面します。

 

仕事、暮らし、環境、お金、食べ物、

 

病気、事故、家族、夫婦、子供、

 

老後、人間関係・・・など

 

あげればきりがないほどの

 

問題が存在します。

 

およそ人の数だけ悩みや心配や不安が

 

存在するといっても過言ではありません。

 

ただ、

 

どれだけ不安や悩みがあっても

 

その問題をすべて解消できれば

 

何の心配もいりません。

 

しかし、現実は厳しいです。

 

誰かに相談したり、

 

ストレスを発散したり、

 

占いや手相を見てもらったり、

 

それで解決する場合もあるでしょうが

 

解決出来ない場合もあります。

 

どれだけもがいても

 

様々な問題が解決できないと人は、

  

憎しみや怒り、悲しみや虚しさが

 

感情として現れます。

 

そして

 

その感情を爆発させる矛先が、

 

外に向かえば他人を傷つけて、

 

内に向かえば自分を傷つけます。

 

特に日本人は、

 

感情を爆発させる矛先を内に向ける人が

 

多い様に思えます。

 

自分を責めて、否定して、傷つけることで

 

何とか正気を保とうとする。

 

このような行為は、

 

他人に害を与えないので

 

一見良い事のように思えますが、

 

それでも

 

悩みや不安が解決出来ないと

 

自らの命を落とすほど傷つけてしまいます。

 

そして、

 

そのような行為をとる人が後をたちません。

 

何とも悲しい国、日本です。

 

この様な問題を解決するべく

 

国では、

 

様々な取り組みをしているのですが

 

更に悪化して世の中の人々が

 

どんどん暗闇に

 

吸い込まれている気がするのは、

 

私だけでしょうか。

 

この様な状況を

 

指をくわえて見ていられないので

 

今回のブログでは、

 

悩みや不安について書いていこうと

 

思います。

 

どなたかの悩みや不安の解決の

 

ちょっとした糸口になれたら幸いです。

  

体の問題

現代を生きる人たちの

 

多くの方がこの問題を抱えているのでは

 

ないでしょうか。

 

よく言われるのが

 

日本人の9割は肩こりや腰痛などの

 

体の問題を抱えているということです。

 

その問題を解決するべく

 

日本人は病院、整形外科などの

 

医療機関にかかります。

 

しかし、

 

湿布や電気治療、マッサージや鍼などで

 

全てが改善する事はなく

 

またしばらくすると体の問題に直面します。

 

そして、また体に痛みが出て

 

同様の治療をして満足する。

 

こんないたちごっこをしていては、

 

何の問題解決にもならないです。

 

このことについては、

 

もう何度も書くのも嫌なので

 

下記のブログをご覧下さい。

体の痛みを取る方法

 

このブログを読めば

 

おおよそ体の問題は解決します。

 

しかし

 

この事をまだ理解出来ていないで

 

苦しむ人があまりにも多い事・・・

 

近所の整形外科では

 

2時間の待ち時間の末、

 

診察してもらったら

 

「休むしかないですね」と言われて

 

帰らされて途方に暮れていたそうです。

 

そんな人が

 

からだ塾に来たら

 

体の問題が解決するだけでなく

 

将来に希望を持てるようになったという

 

人がたくさんいます。

 

いまだに体の問題の本質を見抜けていない

 

人は、そろそろ気付いて欲しいです。

 

うちに来ている小学1年生でも

 

体に痛みが出る原因は

 

「自分の体の扱い方の間違いにある」

 

ことが分かっているのに

 

現役で活躍するスポーツ選手さえも

 

気付かない・・・

 

本当に無知とは恐ろしいものですね。

 

それでいて、

 

体の痛みが取れないといって

 

その怒りを他人に言い

 

当たり散らかす・・・

 

体の問題の根本原因は

 

自分にあるということを

 

頭で考えれば分かることなのですが、

 

どうもそれが出来ない人が

 

多いようです。

 

何とも悲しい日本人です。 

お金の問題

体の問題と同じくらいに

 

人々を悩ますのが

 

お金の問題ではないでしょうか。

 

そんなお金を一番初めに貰えて

 

嬉しいのがあれですよね。

 

そうです。

 

社会人になれば必ず経験する

 

初任給の受け取りです。

 

今の時代、

 

初任給が20万円もらえれば

 

良い方なのでしょうか?

 

皆さんはその初任給で

 

両親の為に何かプレゼントを

 

買ってあげたりするのでしょうが

 

私には、それが出来ませんでした。

 

なぜかというと、

 

私の初任給は、

 

8万円だったからです。

 

時代はもちろん昭和ではなく平成です。

 

当時は、

 

自分の夢を掴むには、

 

そのくらいの覚悟がなければ

 

掴めないと必死になって働きました。

 

そして、

 

3ヶ月後に給料が上がりました。

 

金額は、16万円です。

 

高卒で就職した友人よりも

 

専門学校を卒業して国家資格を取得した

 

私の方が給料が少ないという現実。

 

情けないです。

 

でも、当時はお金がないなりに

 

結構楽しんでいました。

 

毎日自分でお弁当を作ったり、

      

スーパーで安売り品を探して購入したり、

 

交通費を浮かそうと二駅歩いたり、

 

終電を逃せば新宿から千歳烏山まで

 

歩いて帰ったりして

 

限られたお金をどのように使うか

 

頭を使いながら過ごしていました。

 

こんなお金のない時代に

 

私は、凄い経験をします。

 

こんな経験をしたことがある人に

 

今まで出会ったことがありません。

 

それは入社1年目のある日、

 

会社の備品を購入する事になり

 

私が買いにいくことになりました。

 

私は、

 

会社から支給された1万円を

 

ズボンのポケットにいれて

 

近所のドラッグストアへ行きます。

 

目当ての商品を一通り

 

カゴへ入れてレジに向かい

 

精算する時に事件は起きます。

 

 

あれ?

 

 

 

ポケットにいれていた1万円がない・・・

 

 

 

 

えっ?!

 

 

 

 

 

頭が真っ白、顔が真っ青になります。

 

ひとまず、カゴを置いて店内を探します。

 

 

 

ない・・・

 

 

 

 

 

どれだけ探しても店内にはありません。

 

そして、道中で落としたのかもしれないと

 

思いすぐに店をでて

 

来た道を歩きながら

 

1万円が落ちてないか探します。

 

しかし、

 

どれだけ探してもありません。

 

 

 

 

まじか・・・

 

 

 

 

 

とりあえず、会社の上司へ伝えます。

 

すると、聞きたくない言葉を

 

耳にします。

 

 

 

 

 

「はい、自腹ね(笑)」

 

 

 

 

 

 

もちろん想像はしていましたが、

 

実際に耳にするとショックは大きいです。

 

でも、この場は逃げられないと

 

腹をくくり

 

1万円を自腹で出して

 

会社の備品を購入します。

 

とはいえ、

 

何とかならないものかと

 

藁にもすがる思いで交番へ向かいますが

 

財布にも入っていない裸の1万円が

 

届けられている訳もなく

 

ダメ元で1万円の紛失届を出しました。

 

 

 

まー裸で落ちている1万円を

 

届け出る人なんて

 

さすがの日本でもいないだろうと

 

思っていました。

 

 

 

 

その3ヶ月後、

 

自宅に1通の手紙が届きます。

 

 

 

 

送り主は、四谷警察署からです。

 

 

 

 

 

えっ?まさか!!

 

 

 

 

 

文章をみると「紛失届けについて」と

 

書かれてありました。

 

半信半疑で、警察署へ行き

 

手続きを済ませると

 

 

 

 

手元にまさかの福沢諭吉1枚が

 

戻ってきました!!!

 

これは、

 

裸の1万円が交番に届けられた証拠です。

 

そんなこと想像もしませんでした。

 

 

大興奮です。

 

 

 

 

すぐに届けてくれた方へお礼の電話を

 

しました。

 

そして、

 

謝礼をお渡ししたいと伝えると

 

そのようなものは受け取れませんと

 

ひと言告げられて電話を切りました。

 

 

 

 

なんて事だ!

 

神様!

 

本当にありがとう!と

 

心から叫びました‼

 

 

 

 

 

この一連の騒動を

 

知っていた会社の人たちも

 

当然のごとく

 

みんなすごく驚いていました。

 

この時は、

 

日本人に生まれてよかったーと

 

思うと同時に

 

何て素晴らしい国、日本なんだ!

 

とも思いました。

 

 

 

こんな事件を含め

 

お金のない生活を2年過ごしましたが

 

学んだことがあります。

 

 

 

 

それは、

 

 

お金がなくても何とかなる!(笑)

 

 

 

 

もちろん

 

お金が無くなるとすごく不安になります。

 

その不安を解消する為にも

 

たくさん働いて貯金をするのでしょうが

 

私は貯金が出来ない人間でした。

 

私は

 

給料をもらったら

 

あればあったぶんだけ使う

 

浪費体質の人間でした。

 

普通お金のない生活をしたら

 

堅実なお金の使い方ができるのでしょうが

 

如何せん私は馬鹿だったので

 

堅実にはなれませんでした。

 

そんな人間を変えてくれたのが妻でした。

 

妻は、本当にお金の使い方が上手い!

 

といってもケチ臭い人間ではなく

 

削る所は削り、使う所は使うという

 

お金の流れを上手く利用する人です。

 

そして、

 

しっかりと貯蓄も出来るという

 

私には到底真似の出来ない能力を持って

 

いました。

 

今は自営業で自由に使えるお金が減り

 

1ヶ月に行ける外食の数は

 

1~2回程度に限られていますが、

 

妻の作る料理を家族そろって

 

毎日食べられる日々は

 

何物にも変えられない幸せです。

 

 

「お金が無くても何とかなる!」という

 

言葉もありますが

 

今の私からすると

 

「お金は持たない方が幸せになれる!」

 

という言葉がしっくりきます。

 

もちろん、お金や物が全くないと

 

困るでしょうが

 

今の私は、

 

必要な物やお金は

 

必要な時に必要な分だけ

 

手に入る状況で

 

特にお金がないからどうしようか?

 

という悩みや不安がありません。

 

そんな事を悩むよりも

 

子供たちの為に何をすれば良いのか

 

ということを考える事で

 

頭の中はいっぱいになります。

 

そして、

 

どんどんアイデアが湧いてきて

 

それを行動にうつすと

 

ほとんど上手くいきます。

 

といっても

 

お金がたくさん増えて

 

儲けられる訳ではなく

 

なんか子供たちの表情が

 

キラキラ輝いて見えてきます。

 

それを見ると

 

あーやってよかったなーと

 

思えるのです。

 

この「あーやってよかったなー」と

 

思える回数が凄く多いです。

 

これが、

 

私の中で上手く行っている基準です。

 

 

もちろん、

 

いい事ばかりではなく

 

大変なこともあります。

 

まずお店の経営は大変です。

 

とにかく稼がないと食べていけないし

 

借金も返せないです。

 

正直、今のお店の経営状況は

 

普通なら潰れても

 

おかしくないのかもしれません。

 

それくらい利益は出ていません(笑)

 

よく、

 

こんな利益でやっていけるなーと

 

他人事のように思っていますが

 

これも陰で妻が支えてくれているからこそ

 

出来ているのだと思っています。

 

本当に私の周りには

 

不思議な出来事がたくさんあります。

 

大変なことはありますが、

 

それ以上に嬉しい事の方が多いので

 

大変な思いは打ち消されます。

 

悩みは尽きないと人は言いますが、

 

それは嘘だと思います。

 

物事の本質を知り、世の中を生きれば

 

悩みは尽きます。

 

ただ、

 

その本質を知らない人が多いので

 

悩みが尽きないのだと思います。

 

全ての問題に原因はあります。

 

その原因を知ろうとする努力、

 

つまり考えることをしないので

 

悩み多き日本人になってしまうのです。

 

便利なものに囲まれて生活すると

 

本質を見失い、

 

何が良くて、何が悪いのか

 

分別が出来なくなります。

 

 

今の日本人にとって

 

凄く必要なことである

 

「物事の本質を知る努力」を

 

少しでも出来るように

 

今後もブログで書いていきたいと

 

思いますので

 

 

興味のある方は、読んでみて下さい。