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軸がぶれる人

軸がぶれる人は、バランスが上手に取れないのでちょっとした

 

段差につまずき転びやすくなります。

 

バランスが上手に取れない人は生活をしていても疲れやすく、

 

体の不調が出てきて関節や筋肉に痛みがでてきます。

 

体調が悪い人は、転んだ時に上手く対応できないので

 

骨折や靭帯損傷などの大怪我をします。

 

大怪我した人は気持ちが不安定になるので元気になるのに

 

時間がかかります。

 

立ち直るのに時間がかかると精神的にも不安定になり、

 

常に不安や心配で頭がいっぱいになり悩みが多くなります。

 

軸がぶれる人は、悩みの解決方法も軸がぶれた複雑な思考回路での

 

解決方法なので、悩みを解決できません。

 

軸がぶれる人は、悩み事が増えていき自分の居場所が分からなくなるので

 

目的地を見失いやすくなります。

 

人生の目的地を失うと生きる喜びを失いつまらない人生になります。 

 

このように軸がぶれる人は、体に影響がでるだけでなく

 

人生にまで影響が出てきます。

 

人生の目的地を失うほど恐ろしい物はありません。

 

それもそのはず、

 

車で移動中に道に迷う事はあっても目的地を失うことはないからです。

 

もし、

 

車で移動道中、迷ったらカーナビに目的地を入れて調べれば

 

すぐに対処できますが、

 

目的地が分からなくなったらどうしようもありません。

 

軸がぶれる人はそんな人生をおくることになります・・・

 

なんて、

 

いきなり暗い感じから始まりましたが、

 

皆さんは軸がぶれていませんか?

 

冒頭の文章は軸がぶれた人のことを書いたのですが、

 

読むだけでもどんどん暗い気分になりますね。

 

たかが軸の話をするのにそこまで大げさに書かなくてもいいのですが、

 

体と心は同調しているのであながち大げさな話でもないのかもしれません。

 

でも皆さん気を取り直してください。

 

今回のブログでは、「軸がぶれない人になる方法」を教えていきます。

 

おいおいタイトルと違うじゃねーか!と

 

思われるかもしれませんが、

 

まー軸がぶれる人の話を書いていけば、

 

軸がぶれない方法を知ることにもなるのではないでしょうか。

 

なーんて話はさておき

 

そもそも、皆さんは正しい体の軸を理解出来ていますか?

 

体の軸について小学校で教われば良いのですが、

 

私は習った記憶がありません。

 

というか、私自身も正しい軸がいまだに全て理解できていません(笑)

 

ですので、現段階で分かっていることを書いていこうと思います。

 

軸については過去にもブログで書いているのですが、

 

※過去の記事は下記をクリックしてご覧下さい。

体の軸を知る方法

体の軸を鍛える方法

 

まだまだ書かなくてはいけないと思っています。

 

一流のスポーツ選手ほど「基本的で地味なこと」を

 

ひたすらやっているそうですが、

 

私も自分自身の成長のため「軸を知る作業」をひたすらやっています。

 

だからといって私は一流選手ではないのですが、

 

それだけ軸は人間にとって重要なものだと思っています。

 

この気持ちを誰かに伝えたくて伝えたくて仕方ない!

 

でもこんな暑苦しい話を誰も聞いてくれないので、

 

このブログで書いていきます。

 

興味のある方はどうぞお付き合い下さい。

 

ところで、車にはカーナビがついていますが、

 

人間にはないのでしょうか?

 

そんなもんあるわけないだろ!と思われる方が大半かもしれませんが、

 

実はあるのです。

 

しかも、車のカーナビ以上の物が人間の体にあるのです。

 

それを使いこなせば迷わず目的地に辿り着けるようになります。

 

では、人間の凄いものとは何か、

 

皆さんは分かりますか?

 

答えを言ってしまえば「なーんだ」と思うかもしれませんが、

 

これが故障している人が多い気がしています。

 

車のカーナビのGPSと同じものが人間にもある。

 

えーーーなにーー?

 

では、答えを言いますね。

 

人間の体にある凄いもの・・・・

 

 

それは・・・・

 

 

 

 

感覚です。

 

 

 

どうです、答えを聞いて「なーんだ」と思いましたか?

 

そのように思われた方は「感覚」をなめていますね。

 

人間の感覚は、本当に凄いですよ。

 

例えば、肩の力が抜けなくて困っている人に対して

 

私が感じたものを伝えます。

 

いわば私の感覚を第三者に伝えるということなのですが、

 

すると、ぎこちなく力んだ動きが一瞬で変わるのです・・・

 

「たった一言で体の力みがとれて体が軽くなる」

 

これはからだ塾が行うセントレを体験した人、

 

全員が言ってくれる言葉です。

 

すごくないですか?!

 

セントレについてはこちらをクリックしてご覧下さい。

 

また、直接トレーニング指導しなくても

 

運動能力が向上したという人も現れています。

 

私は千葉、ある人は北海道、この遠く離れた二人を繋ぐ唯一の手段、

 

それがLINEです。

 

私は北海道に住む人にLINEを使ってトレーニング指導をしています。

 

北海道の人に日々の体の感覚をLINEで伝えてもらう、

 

その感覚に対して私が感じたことをLINEで伝える。

 

いわば、体感覚の交換日記ですね(笑)

 

そんなことを1ヶ月もすると、北海道の人は長年苦しみ続けていた

 

肩の力が抜けるだけでなく、

 

バスケットボールの競技能力までも向上しました。

 

そんなバカなことがあるのかと思われた方は下記のブログをご覧ください。

力みやすい人

 

このように感覚で人が変わるという、しっかりした証拠があるので

 

少しは信用してもらえるのではないのでしょうか。

 

ではなぜそのようなことが出来るのか、

 

それは私の「目と耳の感覚」が研ぎ澄まされているからです。

 

私は人の動きを見ただけでその人が抱えている体の問題が分かります。

 

また、人の声を聞くだけでその人の好不調が分かりますし、

 

人が書く文章からその人の人間性を読み解くことが出来ます。

 

人間は感覚を研ぎ澄ましていくと目に見えないものまで見えてくると

 

よく言われますが、その意味が分かる気がします。

 

いわゆる第六感と言われるものでしょうか、

 

私は自分の感覚をとにかく高める努力をし続けた結果、

 

遠く離れた人の肩の力みを取り、軸を安定させ、運動能力を向上させる

 

そんなことが出来るようになりました。

 

それだけ人間にとって感覚は重要なものです。

 

なにもこれは私にしか出来ないことではなく、

 

人間なら誰でも出来るのです。 

 

ただ世の中には感覚を研ぎ澄ますことができない事情があります。

 

それが情報です。

 

世の中には様々な情報があります。

 

どれもこれも全ての情報を鵜呑みにしてしまうと人間は混乱します。

 

ですので、

 

何が正しくて何が間違いかしっかり精査しなくてはいけません。

 

正しい情報を頭に詰め込み感覚を研ぎ澄ましていく人は

 

第六感も養われて自分の軸が分かるようになり正すことができますが、

 

間違った情報を頭に詰め込んで感覚を研ぎ澄まそうとしても

 

第六感は養われていきません。

 

むしろ本来もっている五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を

 

故障させる原因になります。

 

【誤った情報】→【五感故障の原因】

 

【正しい情報】→【五感が強化される】+【第六感を養える】

 

このように頭にいれる情報が正しいか間違いかで、

 

人間の感覚は良くも悪くもなるということです。

 

先程紹介した北海道の人は、今まで肩の力を抜く為に様々な情報を頼りに

 

改善していこうとしたのですが、まったくダメだったそうです。

 

しかし、私とLINEでやり取りした1週間後には肩の力が抜けた事を

 

実感したそうです。

 

論より証拠とはこのことをいうのではないでしょうか。

 

正しい情報が頭に入れば、体の感覚が研ぎ澄まされて悩みが解決する。

 

北海道の人は身をもって経験できたことと思います。

 

このように世の中には間違った情報と正しい情報があり、

 

 

どちらかをとるかが非常に重要になります。

 

特に健康関連の話には十二分に気をつけましょう。

 

私も様々なことを調べてみましたが、

 

間違った情報が多いことに気付きました。

 

ここで私が間違った情報だと思えた根拠は、自分の感覚です。

 

そうです。

 

数値やデータで証明できるような医学的根拠がありません(笑)

 

そんなのあてにならないじゃん!と思われるかもしれませんが、

 

そうともいえません。

 

私はこれまで

 

「健康になるにはこれが良い」

 

「健康になるにはこれをしてはダメ」

 

「速く走るにはこれをするといい」

 

「強い体にするにはあれがいい」などなど

 

自分の中で必要だと思ったものを全て実践しました。

 

もちろん、やった時は何となく良い気がするのですが、

 

どうも長続きしません。

 

ただやっていて感覚で良いなと思ったものは、

 

それをすると体が軽くなるので今でも継続しています。

 

【体が軽くなる=良い情報】という判断基準で

 

私は感覚で自分の健康を良い方へ導く努力をしています。

 

するとどうでしょう。

 

年々体は若返っていき、ちょっとしたことで疲れなくなりました。

 

体力もついてきて20年前の学生時代よりも長く速く走れるようになりました。

 

また頭の回転も速くなり、仕事の効率や精度もあがってきていて

 

昔の自分とは別人に変わってきているのを実感しています。

 

その証拠に4年ぶりに会った人からは、

 

「若くなった」

 

「肌の張りや艶が出ていて別人みたい」と言われることもあります。

 

これは、私が感覚を大切にしてきた結果でもあるのです。

 

感覚を養えば正しい情報か間違った情報かすぐに判別がつきます。

 

ですので、

 

言ってしまえば「感覚を養うことが一番の健康法」なのではないかと

 

思っています。

 

しかしながら世の中では感覚を養うことの重要性を言いませんね。

 

どちらかというと血圧や血糖値、コレステロール値などに目がいきがちで

 

痩せた太ったの2択でしか自分の健康状況を把握できない人ばかりです。

 

「目に見えるものでしか判断できない人は

 

 人間にとって最も重要な目に見えないものを失っていく。」

 

現代人の多くはこのような状況なので、私としては一刻も早く

 

健康診断に頼らず自分の健康は自分の感覚で把握できる人が

 

増えていく事を願うばかりです。

 

しかしながら、感覚を養えと言われてもどのようにしたら良いのか

 

分からない人がほとんどだと思います。

 

そこで一番お勧めなので「体の軸を知ること」です。

 

まー簡単に言えば、「体を動かしなさい」ということなのですが、

 

これが感覚を養うトレーニングになりますし、一番の健康法です。

 

これさえやっておけば間違いなく健康になれますし、

 

もっと動けるようになりスポーツも上達します。

 

また、軸がぶれない体で生活するので無駄に疲れません。

 

疲れずに健康になれて運動も出来る体になるなんて最高ですね。

 

では、軸をぶらさないようにするにはどうしたら良いのか

 

それは正しい情報を知り、その情報を元に体を動かす事です。

 

この「正しい」とは「間違った思い込みを無くす」ということにも

 

繋がるのですが、

 

なかなか間違った思い込みを無くすのは難しいです。

 

しかし、これから説明していくこと読めば少しは違うかもしれません。

 

まずは軸と混同されやすい「重心」についてです。

 

この重心について間違った思い込みがないか調べていきましょう。

 

良く言われるのが

 

「体の軸を安定させるのに重心を低くしましょう」です。

 

これって意味分かりますか?

 

私にはいまいち分かりません。

 

そもそも重心ってなによ!?

 

続いて、この重心について書いていきます。 

 

体に重心はない

 

「重心をずらさないで走りなさい」

 

「重心でボールをとらえなさい」

 

「重心を低くしてかまえなさい」

 

スポーツや武道をしている方ならことのような言葉を良く耳にします。

 

私自身もサッカーと空手をやってきた経験があるので、

 

重心についてよく考えていました。

 

ですがいまだに重心の位置が分かりませんし、

 

重心の使い方が分かりません。

 

そして、私は重心がよく分からないのに子供たちやスポーツ選手の

 

運動能力向上の為にトレーニングを教えています。

 

もちろん、

 

重心が自分自身で分からないので、

 

子供たちや選手たちにも重心について話す事はありません。

 

そんなことでトレーニングしても意味ないのでは?と

 

思われるかもしれませんが、そんなことはないようです。

 

「足が速くなった」

 

「疲れずたくさん走れるようになった」

 

「力まず良いプレーが出来た」

 

「運動中に足が疲れない」

 

「体のキレがでてきた」

 

「バランスが安定するようになった」

 

「軸がぶれなくなった」

 

トレーニングを受けた人たちからよく言われる言葉です。

 

重心を使ったり意識させたりしていないトレーニングなのに、

 

これだけの効果があるようです。

 

こうなってくると

 

「身体バランスと重心」は必要ない考えでは?と

 

思うようになりました。

 

これは私の感覚だけで出した答えではなくしっかり調べました。

 

まずは重心という言葉についてです。

 

Wikipediaには以下の様に書かれてありました。

 

------以下転載 Wikipedia重心について

 

重心(じゅうしん、center of gravity[1])は、力学において、空間的広がりをもって質量が分布するような系において、その質量に対して他の物体から働く万有引力(重力)の合力の作用点である。重力が一様であれば、質量中心(しつりょうちゅうしん、center of mass)と同じであるためしばしば混同されており、本来は異なるのだが、当記事でも基本的には用語を混同したまま説明する(人工衛星の安定に関してなど、これらを区別して行う必要がある議論を除いて、一般にはほぼ100%混同されているためである)。

一様重力下で、質量分布も一様である(または図形の頂点に等質量が凝集している)ときの重心は幾何学的な意味での「重心」(幾何学的中心、centroid)と一致する。より一般の状況における重心は非一様場における重心(英語版)の項を参照せよ。

 

-------転載ここまで 

 

やばいです・・・

 

まったく意味がわかりません(笑)

 

皆さんは意味わかります?

 

私はこれを読んで頭がフリーズしました。

 

自慢ではないですが私の頭の回転は結構速いほうで、

 

子供たちからは「先生頭良いね」「何大でたの? 」なんて

 

言われることもあります。

 

私は小学校の勉強もろくにしてこなかった高卒人間ですが、

 

年がら年中考えことをしています。

 

その甲斐あって子供たちにも褒められるくらいの頭の回転の速さを

 

もちあわせています。

 

そんな私の頭がフリーズ状態、

 

まさに誤ったコンピューター言語を入れられて

 

動かなくなったパソコン状態です。

 

そんな状態ですが、頑張ってもう少し調べます。

 

重心は力学において・・・と書かれてあります。

 

これは、力学で重心は使われているということでしょうか。

 

では力学とはなんぞや?

 

------以下転載 Wikipedia力学について

 

力学(りきがく、英語:mechanics)とは、物体や機械(machine)の運動、またそれらに働く力や相互作用を考察の対象とする学問分野の総称である。物理学で単に「力学」と言えば、古典力学またはニュートン力学のことを指すことがある。

自然科学・工学・技術の分野で用いられることがある言葉であるが、社会集団や個人の間の力関係のことを比喩的に「力学」と言う場合もある。

 

-------転載ここまで

 

なるほど、

 

力学とは物体や機械の運動に関することの総称ということですね。 

 

これで力学で重心が使われている言葉ということが分かりました。

 

ということは重心は物体や機械の運動に対して使う言葉であり、

 

およそ80%が水である人間には当てはまらないのでは?

 

血液という常に動く液体が体の中を流れている人間と

 

ズシリと重い大きな岩はまったく違う対象になるのでは?

 

果たして、

 

動けない物体と動ける人間を一緒にしていいのでしょうか。

 

また、腕が細い人や首が太い人など人によって

 

各部分の面積や重さが違うので力が作用する1点を求めることなど

 

到底出来るわけがないのです。

 

しかしながら、スポーツや武道ではある1点に重心を求めて

 

そこを使うように言います。

 

特に重心として言われているのが丹田です。

 

スポーツをする人に、体の重心はどこですか?

 

と聞くとお腹辺りを触ってここですと言う人が多いです。

 

「丹田に気を込めて」

 

「丹田に力を入れて」

 

「丹田を意識して走って」

 

このような言葉があちこちで聞こえてきます。

 

その丹田を意識して選手たちは練習するのですが

 

さほどトレーニング効果を感じていない人もいるようです。

 

むしろ丹田を意識すると肩に力が入って動きにくくなった

 

なんていう人もいます。

 

そもそも丹田ってなに?

 

皆さんご存知でしょうか?

 

分からないので丹田について調べてみましょう。

 

------以下転載 Wikipedia丹田について

 

丹田(たんでん)は、内丹術で気を集めて煉ることにより霊薬の内丹を作り出すための体内の部位。下丹田は東洋医学における関元穴に相当し、へその下3寸(へそと恥骨稜の間を5寸とする骨度法による)に位置する。英語圏では、日本の禅僧によって坐禅瞑想が紹介された経緯から、下丹田を hara と呼ぶこともある

 

-------転載ここまで

 

おや?

 

丹田は人間の重心であるとは一言も書かれていませんね。

 

むしろ、丹田は「霊薬の内丹を作り出すための体内の部位」

 

書かれてあります。

 

おやおや?

 

丹田は霊薬を作り出す部位?

 

霊薬ってなに?

 

------以下転載 Wikipedia霊薬について

 

霊薬(れいやく)とは、

飲食すれば不老不死となるといわれた宗教上の薬である。

神話の神などが食べたり飲用したりするものとされる。

後に錬金術(煉丹術)においては実際に作成可能として研究の主目的物質であった。

 

-------転載ここまで

 

霊薬とは、不老不死になる宗教上の薬

 

なんとも不気味な気がするのは私だけでしょうか・・・

 

つまり、丹田は体の重心ではなく、不老不死になる薬を作る場所という

 

ことでしょうか。

 

これ以上調べるとなんかやばそうなので調べませんが、

 

勇気のある方は調べて下さい。

 

丹田と当たり前のように耳にしている言葉ですが、

 

歴史を振り返って調べてみるとんでもないものだったことに

 

お気付きになると思います。

 

また、丹田といえばヨガにもつながると思いますが、

 

ヨガも実は過去を辿るととんでもないものだったことに

 

お気づきになると思います。

 

ヨガの間違った情報について知りたい方はこちらをクリックしてご覧ください。

 

何事もやりすぎに注意といわれますが、

 

ヨガも柔軟体操で行う分にはよいのでしょうが、

 

片岡鶴太郎みたいに奥深いと所まで入ると

 

軸がぶれた人になってしまうのでご注意下さい。

 

さて長々と書いてきましたが、

 

重心という言葉は体にはないということが

 

お分かりいただけましたでしょうか?

 

私も医療系の専門学校を卒業しているので、

 

人間の体の部位の名称はそれなりに知っているのですが、

 

重心という名称のつく部位はどこにもありませんでした。

 

ですので、「重心を使え」と言われても体にない物をどう使えば

 

よいのでしょうか。

 

そんな体にない物を使う努力をしていたら、

 

それこそ軸がぶれてしまいます。

 

ですので軸がぶれない生き方をしたい人は、

 

重心という訳の分からない言葉を捨てください。

 

では何を使えば軸をぶらさないでいられるのでしょう。

 

答えは簡単です。

 

軸を使えばいいのです。

 

それもそのはず、

 

重心という名称は体の部位にありませんが、

 

軸という名称は体の部位にあるのです。

 

続いて、軸について書いていきます。

 

 

軸を使えば軽くなる

人間の体にある軸といえば、「背骨」です。

 

これは以前にも下記のブログで書きましたね。

体の軸を知る方法

 

また背骨の中に「軸」という名前のついた部位を発見しました。

 

それが「軸椎」という別名をもった第二頸椎です。

 

------以下転載 Wikipedia軸椎について

 

軸椎(じくつい、axisまたはepistropheus)は椎骨のうち上から二番目にある骨、第二頚椎のこと[1]。Cervix(頚部のラテン名、頚椎はVertebra cervicalisという)の二番目のため、C2と略して呼ばれる。環椎(第一頚椎)との間にある環軸関節は体軸に垂直な回転軸を形成し、頭部を回旋させる働きを持つ。軸椎の最も際立った特徴は、椎体上面から垂直に伸びる歯突起の存在である。

 

 -------転載ここまで 

 

Wikipedia軸椎より転載
Wikipedia軸椎より転載

赤で記した部分が軸椎ですが、

 

首のコリを感じる場所って軸椎の周辺ではないですか?

 

そのコリをほっておくと肩こりや頭痛がひどくなる。

 

つまり、軸椎の動かし方に問題があるのかもしれませんね。

 

この軸椎は、約30個ある背骨の中でも特殊な骨の1つでして、

 

軸椎の使い方一つで全身の不調を引き起こすかもしれないのです。

 

------------以下、日本脊髄外科学会より転載

 

ヒトの頭部は常に上下左右に複雑に動きます。

特に左右に回す動き(回旋)は大きく、約180度の範囲で動くことができます。

この頭部と胴体を繋ぐ部分が首にあたりますが、頭部と首のつなぎ目を頭蓋頚椎移行部と呼びます。

(※注:第一頸椎と頭蓋骨下部辺りを頭蓋頚椎移行部といいます)

この部分は複雑に関節が組み合わさっており、テープのような骨と骨の間を繋ぐ靱帯が、頭蓋骨と頚椎の間を安定化させています。

頭蓋頚椎移行部には延髄や脊髄、小脳といった神経組織や、脳に血液を送る椎骨動脈などの重要な神経・血管が存在します。特に延髄や上位頚髄は、脳から手や足に至る神経伝導路の通り道であるばかりでなく、呼吸や血圧の維持といった生命に直接かかわる重要な機能を担っています。

 

-------転載ここまで 

 

このように、軸椎がある頭蓋頚椎移行部には延髄や脊髄、小脳といった

 

神経組織や、脳に血液を送る椎骨動脈などの重要な神経・血管があるので

 

人間が生きていくうえで大変重要な場所になります。

 

そんな重要な部位に血行障害や凝りが出てきて、

 

ほっておくとどうなるのでしょうか。

 

軸椎周辺は、

 

脳から手や足に至る神経伝導路の通り道であるばかりでなく、

 

呼吸や血圧の維持といった生命に直接かかわる重要な機能

 

担っているので様々な体調不良を起こしそうですね。

 

よく寝違いで首を傷める人がいますが、たかが寝違いと思わず、

 

根本から変える必要があるのかもしれません。

 

根本からとは、軸椎の使い方であり体の軸の使い方を見つめ直すという

 

ことです。

 

寝違いや首の凝りの対処法として湿布を使う人がいますが、

 

それは一時しのぎで何の問題解決にもなりませんのでご注意下さい。

 

Wikipedia軸椎より転載
Wikipedia軸椎より転載

 

上記の図は第二頸椎であり軸椎です。

 

この形見た事ありませんか?

 

そうです。

 

あの喉仏です。

 

----------以下、東洋医学の穴より転載

 

火葬に立ち会った事のある方でしたら、※ 拾骨する際に( ※ 箸渡しとも言われます ) 

係りの方から 「 仏様の形をしている( 喉仏 )が ” これ ” です 」 と

説明を受けた事があるかと思います。

喉仏( のどぼとけ )と言えば、ツバを飲み込むときに上下する

喉頭隆起 ( こうとうりゅうき ) の事を指し示すが、軟骨なので実は火葬すると消失してしまう。

では、この仏に見立てられた骨とは?

火葬後、仏に見立てられる骨は 「 背骨の第二頚椎( 軸椎 )」 であり

喉仏 ( 喉頭隆起 ) があった位置とは異なっています。

 この第二頸椎 Axis( 軸椎 )には、歯突起 Dens があるため上方から眺めると確かに人が座禅しているように見えなくもない。

 いつの頃から習わしとして定着したのか? 定かではありませんが


喉仏の 語源・由来事典 によれば

喉仏は、元 「 喉骨( のどぼね )」「 結喉( けっこう )」 と呼ばれていたそうでその形状が座禅をしている仏様の姿にみえる事から、火葬後

喉仏が残っていると 「 生前良い行いをしていたと 」 故人を偲んだとあります。

解剖学を習ってからは、火葬に立ち会う度にこのセレモニーの度に

突っ込みを入れたくなりますが、TPO をわきまえないと嫌われちゃいますし生前良い行いをしていた人が、骨の様子を見られて

骨粗鬆症やカルシウム不足まで判明してしまうのはバツの悪い感じもします。

是非とも焼かれても丈夫な骨で、喉仏として残って欲しいものと思うが

「 良い行いとの因果関係 」 までは定かでは無いと、喉仏の語源・由来にオチまで書いてあった。

世の中こうした記事を書いているブログがけっこうあって

「 のど仏と軸椎・美しいウソ 」 という素敵なタイトルがありました。

誰にも迷惑の掛からない嘘なら、故人を偲ぶその気持ちは美しいと思います。

そして、火葬後の骨をみていてふと思ったことがある。

たまたま大腿骨などの長い形状の骨が、形状のわかる範囲で崩れており

歪んでいる骨ってないのではと気になった!

良く、O脚とかって、骨が曲がっているとイメージをもたれている方も

いると思うのですが、火葬後の骨をみると一つ一つの骨自体は凄く正常というか

長短大小あるものの、模型に近い形状。 というか、模型がレプリカですものね!

ですので、リウマチのような病気はわかりませんが、極度にO脚の方でも

焼いたら骨は彎曲していないと思いますよ。

ということは、筋肉の使い方や癖によって関節面に捻じれや

歪みが生じた結果、O脚や猫背などの姿勢の歪みとなって見えているだけだなと。

そう考えると、筋肉の連動に目を向けたアプローチが

症状の緩和や、姿勢改善につながるとおのずと見えてくるものです。

 

-------転載ここまで  

 

生前の行いの良し悪しを喉仏のあるなしで判断されるということは、

 

何とも納得いくような気がします。

 

体の不調や軸椎に対してぞんざいな扱いをすると

 

体も骨もボロボロになり、

 

最後まで残るはずの骨が残らなくなる。 

 

一方、体の不調を常に改善する努力をして、

 

体の軸をしっかり使って生活すれば、

 

骨も健康的な状態で最後を迎えられるので喉仏もしっかり残る。

 

皆さんはどちらになりたいですか?

 

私は後者の方です。

 

皆さんも後者になれるように軸椎がある首の使い方を

 

見直してみてはいかがですか?

 

年齢を重ねるほど首が回らなくなるのは何もお金の問題ではありません。

 

軸椎の動きに問題があるからでしょう。

 

「椅子に座ったまま真後ろを見る事ができない」

 

「歩きながら真後ろが見えない」

 

「走りながら真後ろが見えない」

 

このような症状が出ている人は軸椎の動きが悪い人です。

 

第二頸椎(軸椎)の動きが悪いということは、

 

約30個ある背骨の一つ一つの動きも悪いということですから、

 

背骨周辺にある腰や背中の筋肉も硬くなってきます。

 

腰や背中まわりの筋肉が硬い人ほど軸がぶれやすいので、

 

軸椎や背骨の柔軟性を高めておきたいものです。 

 

つまりは、首の使い方を変えていくことが重要です。

 

首の使い方については、以前のブログで書きましたのでご覧ください。

肩の力が抜けない人 

 

 

 

 

ここまで様々なことをブログで書いてきましたが、

 

少し分かりずらいので以下の様にまとめます。

 

首の使い方が下手

   ↓

目と耳の使い方が下手

   ↓

視野が狭い人

   ↓

軸がぶれる人

   ↓

肩の力が抜けない人

   ↓

力みやすい人

   ↓

腰と背中を使えない人

   ↓

運動能力が低下する

   ↓

怪我や体調不良を起こす

 

体の使い方一つ間違うだけでこれだけの問題が噴出してきます。

 

上記のうち皆さんにあてはまるものはありますか?

 

もしあるようでしたら、

 

まずは普段歩く時に首を上下左右に大きく動かしながら

 

周辺の環境を見る癖をつけてみてください。

 

この何気ない動作が首の軸を使うことになりますし、

 

目や耳を使うことでもあるので軸がぶれにくい体作りにもあります。

 

スポーツジムでトレーニングするのではなく、

 

日常生活の中で体の動きを改善する習慣をつければ

 

四六時中トレーニングしているのと同じです。

 

軸がぶれる人は、普段の生活からぶれている人が多いです。

 

日々の立ち居振る舞いを省みて、

 

自分の悪いところを改善する努力を続けていけば、

 

必ず軸がぶれない人になっていきます。

 

 

そして、軸がぶれない人の元には必ず良い人たちが集まってきます。

 

「自分の悪いとことを変えれば、周辺環境が良い方へ変わる」

 

私は常にこの気持ちを持ち続けて自分の悪いところを変えています。

 

すると不思議なもので気持ちもスッキリして、

 

芯の通った生き方が出来るようになり毎日が楽しく過ごせます。

 

もちろん、嫌なことだってあります。

 

しかし、それも自分を変える事で解決していきます。

 

四季という変化がある中で生きているのが私たち人間です。

 

枯れゆく草木を見て美しいと思える感覚を忘れることなく、

 

自分の変化も美しく変えていきましょう。

 

 

 

ということで「軸がぶれる人」について書いてきました。

 

一人でも多くの人が軸がぶれない人になることを願っています。

 

何か質問があればお気軽にご連絡下さい。

karadajuku2013@gmail.com

 

 

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