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腱膜の使い方

腱膜の使い方

これまで私は、体の謎を解き明かすべく過去に様々な「体の使い方」をご紹介してきました。

 

最新の記事でいえば「腱反射の使い方です。

 

これは私が小学生の頃からずっと疑問に思っていた体の使い方の一つでもあるのですが、腱反射について理解出来るようになるまで約30年かかりました。

 

30年ですよ、30年!

 

30年と言ったら一般的な家のローン返済で言えばあと5年で完済ですよ。

 

そんな長い年月かけて手に入れた知識や技術を私は無料でブログを使って様々な人へ伝えています。

 

ビジネスマンであれば有料で伝えることを考えるのでしょうが、私は一人でも多くの人が体について興味を持ち健康になり様々な分野でその人たちが活躍してくれたらそれだけで十分です。

 

決してお金に余裕がある訳でもない貧乏人なのでお金は要らないなんていったら嘘にはなりますが、お金以上に大切なものを私は見つけてしまったので今はこのままでもいいかなと考えています。

 

今の時代、お金以上に大切な物を見つける事の方がよっぽど難しいですから、それを見つけられた私は本当に幸せです。

 

もちろん、お金は無くてはならないものではあります。

 

ただそれだけを求めて生きるのは凄く苦しくなる気がします。

 

なんて話は置いといて(笑)

 

人に体のことを理解してもらう為に伝えるって本当に難しいですね。

 

というのも私と同じ感覚を共有できる人は少ないようで、私の当たり前と他人の当たり前がまったく違うことに気付き、どうすれば他人が私と同じ感覚で体と向き合ってくれるようになるのか試行錯誤中です。

 

特に現代人の感覚は本当に鈍感になっていて、自分の感覚が鈍感になっていることさえも気付かない人が本当に多いです。

 

そんな中でも私の感覚はどんどん研ぎ澄まされてきていて世の中の人との感覚ギャップに苦しんでいます。

 

この現状を打開するには「あなたの感覚は鈍感ですよ!」といくら口で言っても無駄で、実際にやってもらいながら分かってもらうしかないと思っています。

 

ですので、私がいくらブログで伝えてもその人の感覚が鈍ければ私の言っている事は到底理解出来ず、間違った解釈をしてその人は分かったつもりになってしまう危険性があります。

 

そんなことが起きないように私はセントレをはじめた訳なのですが、これが見事に当たり真剣に自分自身の体を変えようとする人が増えてきています。

 

日々の育児や家事仕事で大忙しでありながら毎週通い詰めて自分の体を変えようとする主婦の方、長年苦しんだ持病を改善するべく毎週通い詰めて自分の体や意識を変えようとする80代の方、子育てを終えて自分の人生を最大限に楽しむべくテニスやランニングを続ける50~60代の方など、継続は力なりではないですがたくさんの方々の体や意識を変える事が出来てきています。

 

もちろん1回だけ受けて来なくなる方や2~3ヶ月受けて来なくなる方もいますが、そのような方々はどこへいっても同じで体について何も理解出来ず最後は病気や怪我などで体に問題を抱えたまま人生を終える事でしょう。

 

それもその人の人生ですから私がとやかく言う事ではないのでこれ以上多くは語りませんが一言だけ・・・

 

「人間の体をなめんなよ!」

 

おっといけない、人間の体に対する愛が違う形ででてしまいました(笑)

 

なんて冗談はさておき、感じる事や思う事は人それぞれです。

 

何を考え何を思いどんな行動をとるかで人生は良くも悪くもなりますので、自分の感覚が正常だと思わず、日ごろから自分の感覚を研ぎ澄まして正常にする努力だけはしておきたいものですね。

 

自分を変えたいと思う方は、以下の記事も読んで頂けると参考になるかと思いますので是非ご覧ください。

延髄の使い方頭の使い方腰の使い方目の使い方

 

というか、体の使い方シリーズのテーマが普通ではないですね(笑)

 

たまに読み返してみますが、過去に何回も読んだ記事なのに毎回新たな発見があり凄い記事だなと我ながら思います。

 

一度読まれた方も読み返してみるとその時の状態で捉え方が変わるので、何かを変えるきっかけになるかもしれませんので、ぜひ読み返してみてくださいね。

 

さて、今回は体の使い方シリーズの続きで、第6弾「腱膜の使い方」について書いていきます。

 

最新の体の使い方シリーズでは腱反射について書いてきましたが、今回はその続きになりますのでまだ腱反射の使い方について読まれていない方はこちらをクリックして読んで頂けると理解しやすいと思います。

 

腱膜といっても一般の人からしたら何の事か分からないのでここで説明します。

 

まず腱は、骨格筋の両端にあって,筋肉を骨に付着させる仲介をしている強力な結合組織線維束です

 

腱膜は、腱が膜状になったものを言います。

 

物で例えるなら、腱はスラックラインで腱膜はトランポリンといったところでしょうか。

 

スラックラインもトランポリンも共に伸張性に富んだものですが、トランポリンの方が安定性がありますし伸張性も高く人が乗って跳ねたら高く飛べます。

 

これは腱膜も同じで、腱という強靭な組織の集合帯ですから神経も多くあり反射や反応が速いです。

 

ですので、この腱膜を使いこなせるようになれば怪我もしにくいし、競技能力も向上します。

 

しかしながら世の中の常識では「腱膜を使いこなす」という概念はなく、筋肉を大きくして競技能力を向上させようとしています。

 

もちろん、これでも競技能力は向上しますが残念ながら長く続きません。

 

というのも、怪我や故障が起きやすいからです。

 

野球選手で肉体改造という名のもと筋肉を大きくして腱や靭帯を壊す選手が後をたちません。

 

これは腱や腱膜の性質を考えずに筋肉を大きくしたことが原因で、筋肉を収縮させて関節の動きを早くすると強い力を発揮するといった一般的なトレーニング理論に誤りがあるからだと私は考えています。

 

ですのでからだ塾の考え方は一般的なトレーニング理論とちょっと違います。

 

からだ塾の考え方は、人間は電気で動くことが大前提になっていて筋肉はその電気によって動いていると考えています。

 

詳しくは「人間は電気で動く」「脳は発電機」をご覧ください。

 

人間の動作を筋肉からではなく、脳や脊髄といった中枢神経系から考え、そこを軸にして体を動かすのがからだ塾の考え方です。

 

中枢神経系から人間の動作を考える人は私以外にもたくさんいるのですが、脳にある磁石を動かし発電する事や体の軸が後ろにあると言っている人はいないかもしれません。

 

さらにからだ塾は、脳で開発した電気を腱膜に伝えて「腱反射で体を動かす」といった事を極めようとしています。

 

その際に必要となるのが「腱膜の使い方」です。

 

この腱膜の使い方がうまく出来るか出来ないかで次の次元にいけるかいけないか変わってくると私は考えていて、体の使い方の中で非常に重要な局面にきていると感じています。

 

今回はそんな腱膜の使い方を紹介していきたいのですが、その前に大切なことがあります。

 

それが腱膜を使いこなすには体の軸がしっかりしていなくてはいけないということです。

 

体の軸と簡単に言っていますが、これを理解するのは相当大変です。

 

まだ読まれていない方は過去のブログ記事「体の軸を知る方法」「体の軸を鍛える方法」をお読みください。

 

上記の記事では体の軸についてとても簡単に書いていますが、理解するには並大抵の努力では分からないと思います。

 

というのも現代人は感覚が鈍く体に対しての考え方が普通ではないからです。

 

ですので申し訳ありませんが今回の記事を読んだだけでは腱膜を使えるようにはならないかもしれません。

 

ただ腱膜について知るだけでも考え方に変化がおき、行動が変わるかもしれませんので諦めないでください。

 

ひとまず、これから書いていくことをしっかり読みよく考えてみてください。

 

ということで腱膜について話を続けますが、皆さんは体のどこに何という腱膜があるのかご存知でしょうか?

 

セントレに参加される方々にも同じ質問をしますが、すぐに答えられる人はいません。

 

もしかしたら体のことに詳しい医師に聞いても1~2つくらいしか答えられないもしれません。

 

そんな腱膜がある場所をこれから書いていきますのでぜひ覚えておいてくださいね。

 

ちなみに、紹介する「腱膜の数は全部で6つ」あります。

 

 

足底腱膜

代表的な腱膜といえば、こちらです。

 

足底腱膜炎なんて言葉を聞いたことがあるかもしれません。

 

その痛みが出る場所が腱膜の一つです。

 

強靭な腱の集合体なのに痛みがでるなんてよっぽどのことですよね。

 

足底腱膜炎は体の軸が上手く使えていない人がなるもので、いくら足底腱膜に対してマッサージしても治りません。

 

しかし体の軸を知って運動をするとすぐに改善します。

 

そんな体の軸と関係がある足底腱膜を使いこなすと運動能力は確実に向上します。

 

私は昔から偏平足で足底腱膜がまったく使えない人間で、それを改善する為にタオルギャザーやつま先たちなど色々やったのですがまったく改善しませんでした。

 

そんな私が体の軸を鍛える事を一生懸命にしたら偏平足が改善しました。

 

そして大嫌いで苦手だった走るという行為が大好きになり得意になりました。

 

おそるべし体の軸!!

 

何事も軸を知れば上手くいくようです。

 

ということで腱膜の一つが「足底腱膜」です。

 

続いて紹介する腱膜は、

腰背腱膜

あまり聞きなれない言葉ですよね。

 

医療系の学校で解剖学を勉強した私も恥ずかしながら知りませんでした。

 

こちらの腰背腱膜は、広背筋と胸腰筋の腱が癒合して膜になったものです。

 

私はこの腰背腱膜を知らないと言いましたが正確には眼中にありませんでした。

 

というのも私が解剖学で必死に覚えたのが上記の写真にある赤い部分です。

 

つまり筋肉の名前と形、骨のどこからどこまでついているのか、筋肉を動かす神経の名前などを覚えるのに必死になっていて腱や腱膜についてはまったく考えていなかったのです。

 

そんな私も経験を積むことで上記の写真の赤い部分よりも白い部分に目がいくようになり体の謎を紐解くことができるようになりました。

 

同じ絵をみているのに視点によって考える事がまったく違うものですね。

 

これからは様々な視点にたって物事をみる癖をつけなくてはいけませんね。

 

ということで2つ目の腱膜は「腰背腱膜」でした。

 

続いて紹介する腱膜は

帽状腱膜

美容室や床屋でシャンプーしてもらうときにマッサージしてもらう場所、それが帽状腱膜です。

 

こんなところに腱膜があるなんて・・・私は素直にそう思いました。

 

帽状腱膜は目を見開きおでこを上げるとなんとなくふわっと上にあがる感じがします。

 

ちなみに帽状腱膜を使えるか使えないかで延髄の働きが変わってきます。

 

延髄は呼吸、循環、消化の中枢で非常に重要な場所になります。

 

いわば生命維持装置ですね。

 

帽状腱膜の使い方次第で生命が維持できるかどうか決まってくるので、何としても使いこなしたいですね。

 

尚、眉間にしわをよせた状態になると帽状腱膜が上手く使えず呼吸も乱れて体が動きにくくなります。

 

いわゆる緊張したときにこわばった表情をいているだけで帽状腱膜の機能は低下しますから、大事な試合で緊張す場合はおでこを上げたり笑顔になったりして表情を和らげて帽状腱膜を動かしてあげるといいでしょう。

 

以上が3つめの腱膜は「帽状腱膜」になります。

 

続いての腱膜はこちらです。

上腕二頭筋腱膜と手掌腱膜

こんなところに腱膜があるんかい!?と言ってしまいたくなるところはまだありましたね。

 

それが上腕二頭筋腱膜と手掌腱膜です。

 

一般的には力こぶが大きい人ほど強いと思われがちですが、正確には力こぶの筋肉である上腕二頭筋の腱膜の使い方が上手な人が強いといえると思います。

 

また、握力がある人が強いと思われがちですが、正確には手のひらにある手掌腱膜の使い方が上手な人が強いのではないでしょうか。

 

上腕二頭筋腱膜と手掌腱膜どちらとも使いこなすのは本当に難しく、これこそ背骨の使うタイミングを上手に合わせないと使いこなせない部分です。

 

俗に言う「力んで能力を発揮出来ない人」は肘と手首の関節をロックしてしまう人なのですが、これは腱膜の伸長力ではなく筋肉の収縮のみで力を出そうとしてしまうのが原因です。

 

肘や手首の関節をロックしてしまうと肩の関節もロックしてしまい、肩の力が抜けない人になりますから上腕二頭筋腱膜と手掌腱膜を使いこなせるようにしたいものですね。

 

私たちが当たり前に使っている手ですが、本当の意味で使いこなすのは凄く時間がかかるものだと痛感しています。

 

手は神経分布が体幹部分に比べて多いので非常に精密な部分です。

 

ですから力ずくではなく神経を使って使いこなしたいものです。

 

ということで体にある腱膜の4つ目が上腕二頭筋腱膜、5つ目が手掌腱膜です。

 

いよいよ次は、最後の腱膜の紹介です。

指背腱膜

こんな指先に腱膜があるなんて・・・この言葉を何回いったことでしょう(笑)

 

ただ指背腱膜についてはより多くの人が同様の事を言いそうですよね。

 

古武術の甲野善紀氏はよく手の指を使って力を発揮させることをしていますが、それが指背腱膜です。

 

こちらの腱膜の使い方一つで全身にある腱膜を連動させることが出来るので物凄い力を発揮出ます。

 

事実、甲野善紀氏は小柄ながら大きな人を楽々倒すことが出来ます。

 

まさに筋肉ではなく腱膜を駆使して体を操作している達人ですね。

 

ご本人は腱膜のことについて触れていませんが、私は腱膜を駆使して武術を極めようとしているだろうなと思っています。

 

しかしながら人間の体は本当に複雑にできています。

 

こんな小さく狭い指先の部分に腱膜や筋肉や腱や血管や神経が所狭しとある訳ですから人間の体を作った方は本当に凄いと思います。

 

まさに神様にしか出来ないことです。

 

そんな精密で複雑に出来た人間の体をお酒やタバコ、覚せい剤や大麻などでぼろぼろにしてしまう人間が世の中には多くいます。

 

私はそんな人が大嫌いです。

 

ただ世の中には何とかして自分の体を良くしようとする人がいるのも事実です。

 

私はそんな人が大好きです。

 

有難い事にからだ塾には私の大好きな自分の体を良くしようとする人たちが来てくれるので本当に幸せです。

 

そもそも自分の体を良くしようとすることって普通ですよね(笑)

 

自分を良い状態にしたいと誰しもが思うのに、なぜそれをしないのでしょうか。

 

答えは簡単です。

 

私たちは体の扱い方を教わっていないからです。

 

神業によって出来た人間の体ですからしっかり学ばなければいけないのですが、残念ながら正しく学べる学校は存在しません。

 

特に感覚が鋭い小学生時代に体の使い方は学ぶべきだと思うのですが、そんなカリキュラムはありません。

 

であれば、スポーツ教室で教えてあげればいいと思うのですが、それを教える人もいません。

 

教える人がいないというよりも体の使い方の重要性に気付かない人が多いので、まったく眼中にないのかもしれません。

 

「体の扱い方を知ってどうなるの?」

 

このように考える人が多いようです。

 

多くの人が眼中にない体の使い方を極めたいと考えている私ですが、これまで一生懸命にやってきて本当によかったと思っています。

 

多くの人がやらないであろうことを私はひたすらやり続けました。

 

その結果、30年という長い月日の間分からなかった体の謎が解けてきている訳ですから本当に凄いことです。

 

やればやっただけのことはあって、自分の人生に良いことがしっかり返ってきますね。

 

ということで6つ目の腱膜は指背腱膜です。

 

今一度、腱膜についてまとめおきましょう。

 

1、足底腱膜

2、腰背腱膜

3、帽状腱膜

4、上腕二頭筋腱膜

5、手掌腱膜

6、指背腱膜

 

以上が体の中にある腱膜です。

 

明日のテストにでるかもしれませんので、しっかり覚えておきましょう(笑)

こんな風にして腱膜のある場所をまとめた記事は世の中にはないと思います(笑)。

 

また腱膜を鍛えようとしている施設も世の中では珍しいのではないかと思います。

 

それもそのはず、ほとんどのトレーニングジムが筋肉を鍛えているからです。

 

もちろん筋肉を鍛えることも重要ですが、セントレのように腱膜を鍛えたり、体の軸を鍛えたり、腱反射をスムーズに行えるようにしたりする方が合理的で動きやすい体にすることが出来ます。

 

というのも腱膜や体の軸、腱反射をスムーズに行えるトレーニングをすれば自然と筋肉が付いてくるからです。

 

また腱は筋肉より強靭な組織ですから、肉離れを起こしやすい筋肉を鍛えるよりも腱を鍛えた方が強靭な組織で体を動かす癖がつくので怪我しにくい体にすることができます。

 

なんと合理的なトレーニングなんでしょう。

 

ちなみに、からだ塾がおこなっているセントレは45分間行うのですが、35分は上半身のトレーニングで残り10分が下半身のトレーニングで、上半身を鍛える時間の方が圧倒的に多いです。

 

その理由としては、上記の写真を見て頂ければすぐに分かります。

 

腱膜は上半身に多いからです。

 

水泳の池江瑠花子選手が幼少時代に雲梯でトレーニングしていた話は有名ですが、それは腱膜を鍛えていたからでしょう。

 

もちろん雲梯で背骨をしなやかに動かし呼吸をスムーズに行う目的もありますが、雲梯を握ることで神経分布が多い腱膜への刺激を与え中枢神経系の延髄の機能を正常にし運動能力を高めたというのが一番だと思います。

 

であればうちの子にも雲梯をさせよう!と思うのが親心ですよね。

 

ただ注意しないといけないのが、雲梯のやり方です。

 

よく見かけるのが腕や肩の筋肉に力をいれて力ずくで雲梯をしている子供、これは腱膜を鍛えられない雲梯の仕方になるので目的と違ったかたちになりますし、筋肉で頑張り過ぎると肩を傷める原因になります。

 

何事も体の使い方が重要です。

 

テレビなどで雲梯が良いと聞いてすぐに飛びつく親は子供をダメにする親にもなるのでお気を付け下さい。

 

話をセントレに戻します。

 

腱膜は上半身に多いということもあり、セントレは上半身を鍛えるメニューが多いのですが、ただ運動能力が高まるだけではありません。

 

セントレは膝痛や腰痛、五十肩にも効果があるようで、長年体の痛みで悩んでいた方々がセントレをしたことで改善したという方が多く出ています。

 

体の軸や腱膜を鍛え腱反射をスムーズに行えるようにすることで運動能力が向上するだけでなく、体の不調も改善するセントレは本当に凄いですね(笑)

 

セントレの効果は受けてた人にしかわかりませんので是非興味のある方は受けてください。

 

詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

 

といったところで腱膜がどこにあるかお分かり頂けたと思います。

 

続いて、腱膜の使い方になります。

 

これは色々な方法があるのですが、今回はそのうちの一部をご紹介します。

手を叩く

腱膜の一つでもある手掌腱膜、それがあるのは手のひらです。

 

手のひらを両手合わせて何回も叩く、いわゆる拍手ですね。

 

拍手を毎日たくさんしてください。

 

そうすれば腱膜の使い方が分かるようになります。

 

どのように手を合わせるといいのか、どのくらいの力加減で叩けばいいのか、どの位置で手を叩けばいいのか、いろいろと考えなければいけない点は多々ありますが、ひとまず拍手をたくさんしてください。

 

そんな中でも一つだけ注意して欲しいのが、叩いて気持ちいいと思えるくらいのリズムと力加減で規則的に叩き続けてみてください。

 

すると全身にある腱膜が連動して動き、全身を動かしながら手を叩くといった感覚が分かるようになるでしょう。

 

なんて簡単に言っても分からない方が大半でしょうか。

 

なんせ感覚が驚くほど鈍くなっている現代人で、自分の感覚が鈍い事にさえ気付かない鈍感な人が多いですから(笑)

 

そんな方々に究極の方法を教えます。

 

腱膜のある場所を手のひらで叩いてみましょう。

 

腰背腱膜、足底腱膜、帽状腱膜、上腕二頭筋腱膜、手掌腱膜、指背腱膜、すべての腱膜を叩いてみましょう。

 

踵を叩くのもいいでしょう。

 

叩けない場所は誰かに叩いてもらいましょう。

 

ただその時は必ず手のひらで相手が気持ちいいと思える力加減で叩きましょう。

 

間違っても格闘技選手の入場前のように背中を思いっきり叩くことは控えましょう(笑)

 

とはいえなんだかんだ腱膜以外も叩きたくなるかもしれません。

 

その時はその時です。

 

体のいろんなところを叩いてみてください。

 

太もも、ふくらはぎ、おしり、肩、胸、股関節など適当に叩いてみましょう。

 

すると布団からホコリがでるように体からもホコリがでるでしょう。

 

その際、ホコリがでてもいいようにできれば日差しが差し込む公園などで叩きましょう。

 

すると自然と大きく深呼吸をしたくなります。

 

そしたら思いっきり空を見上げて呼吸をしましょう。

 

そんなことを何回か繰り返していると、なんだかジャンプをしたくなってきます。

 

そんな時は両手を叩きながらリズムよくジャンプをしましょう。

 

できれば笑顔で、1.2.3.4と声を出しながらリズムよくジャンプしましょう!

 

これで足底腱膜をはじめ全身の腱膜を使う事ができます。

 

子供の頃に校庭や公園などケンケンパをしましたよね?

 

あれはまさに腱膜を使う方法としては最適です。

 

最近はあまり見かけなくなったケンケンパ、これが実は腱膜を鍛える良い運動だったんですよね。

 

また高い塀から飛び降りる、これも腱膜を鍛える良い運動でした。

 

そんな遊びも現代は危険だからと言う理由でどんどんやらなくなってきましたね。

 

危険だ危険だという理由で何でもかんでもやらせないのは子供の腱膜を衰えさせることに繋がりますので、ある程度はやらせた方がいいと思います。

 

そうこうしている内に走りたくなってきました。

 

そんな時は芝生の上を裸足で走りましょう。

 

靴で走ると足底腱膜の刺激が薄くなり全身への連動性が今一つですが、裸足で走ると足底腱膜の刺激が強くなるので全身にある腱膜の連動性がはんぱないです(笑)

 

よく裸足は足裏のアーチを作るのに良いなんていいますが、それどころではありません。

 

全身にある腱膜を鍛える事ができるのでそれはそれは素晴らしいことです。

 

大人も子供もぜひ裸足で走ってみましょう。

 

とはいえ現代人の足裏はめちゃくちゃ弱いですから、いきなりコンクリートの上を走らないでくださいね。

 

まずは芝生や柔らかい土の上で走ってください。

 

そんなことをしていると日が暮れてきて、お腹が空いてきます。

 

腱膜を使うには、しっかりした食事で強い腱膜を作ったり神経の伝達をスムーズに腱膜に伝えられるような体にする必要があります。

 

これは毎日の食事が重要になります。

 

腱反射の使い方でも書いた通り神経の伝達をスムーズにするには、ビタミンB1を取りたいところですね。

 

豚肉、魚、にんにく、玄米と白米のハーフ&ハーフ、豆腐、ぬか漬け、味噌汁、納豆などなど和食がお勧めです。

 

間違ってもビーガン、マクロビ、ベジタリアンの菜食主義はやめましょうね。

 

このような食事をすると腱膜が使えないどころか情緒不安定になり病弱体質になっていきます。

 

私はビーガンの親子を実際に見ましたが、親子共々やせ細り顔色が悪くすぐに寝込む病弱体質でした。

 

世の中ではビーガン、マクロビ、ベジタリアンがおしゃれで健康的なイメージが持たれているようですが、まったくもって違います。

 

詳しくは以下のブログをご覧ください。

 【もう悩まなくていい!】さようなら。菜食主義。本当に健康によい食事をとろう。

 

腱膜の使い方を上手に使うには、毎日の食事も重要です。

 

世の中の変な情報に騙されないように気を付けましょう。

 

といったところで今回は「腱膜の使い方」について書いてきました。

 

実際の所、この記事を読んだだけでは皆さんが腱膜を使えるようにはなれないと思います。

 

ここまで読まれた方には大変申し訳ありませんが、それだけ腱膜を使うのは難しいです。

 

ただセントレを定期的にやっている方々は感覚が研ぎ澄まされてきているので、腱膜を使えるようになってきています。

 

もし本気で腱膜を使えるようになりたいと思われた方はぜひセントレを継続的に受けて見て下さい。

 

一人でも多くの人が正しい感覚を取り戻し、今の時代にやるべきことをしっかり出来るようになることを願って今回のブログを書きました。

 

またの更新お楽しみに!!