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眼瞼下垂を治す方法

※写真は眼瞼下垂とは関係ありません。
※写真は眼瞼下垂とは関係ありません。

眼瞼下垂を治す方法

「昔は目がぱっちりしていたのに、ここ最近は目が小さくショボンとした状態になってきた」このように思われている方いらっしゃいませんか?

 

かく言う私もまさにそのような状態でした。

 

私は昔から目がパッチリしていたわけではなく、一重で細く小さい目です。

 

そんな生まれつきの細い目が20代後半になって更に細くなり、写真を撮ると目を開けているのか開けていないのか分からない状況になっていました。

 

その当時は「寝不足かな」と目の細さはあまり気にせずにいましたが、不快に感じるほどの症状が目に現れ始めます。

 

携帯やパソコンの画面を長時間見られなくなったり、人と話をしているときにも目を開けていられない状態に、時には目の周りの筋肉がぴくぴくしてきて頭痛や息苦しさを感じるようになりました。

 

症状は目だけでなく、常にあくびをしたり、眠気が抜けなかったり、体がだるかったり、疲れやすかったり、全身に症状があらわれはじめます。

 

この時にも「疲れがたまっているのかな」と、眼瞼下垂が原因だったとは全く思いませんでした。

 

ただ、これは間違いなく「眼瞼下垂」による症状でした。

 

眼瞼下垂って高齢者がなるものだと勝手に思ていましたが、20代でもなるものなのですね。

 

眼科医曰く眼瞼下垂の方の主な症状としては、以下の様なものが挙げられるそうです。

 

・黒眼の上端はいつもまぶたに隠れている

 

・視野が狭い

 

・おでこのシワが多くて顔の他の部分より目立つ

 

・眉毛を挙げないと眼が開けにくい

 

・上まぶたのクボミがだんだん深くなってきた

 

・老けて見える

 

・長年コンタクトレンズを使用している

 

・原因不明の頭痛・肩こり・ショボショボとした眼の疲れなどが年々強くなっている

 

・眼の開閉がしんどくてテレビを見るのも辛く、音だけ聞いている

 

・原因不明のめまい、吐き気、嘔吐、耳鳴りが起こるようになった

 

・疲れると、眼の周りの筋肉がピクピクと痙攣する

 

上記のような症状が3つ以上現れている人は「眼瞼下垂」だそうです。

 

20代のころの私は、見事に7つ当てはまりました(笑)

 

はっはっはっはーー^-^

 

笑い事ではないですよね。

 

いやーたかが眼の異常でこれだけ全身に悪い症状がでるなんて夢にも思いませんでした。

 

当たり前に見えていると思っていた目を大切にしないと、数年後に「痛い目」にあうのでしょうね。

 

「痛い目」の目は体験や経験を指す言葉のようですが、まさに漢字の通りのことも指している気がします。

 

これは目に関して不快な経験をした事がある人しか分からない感覚でしょうね。

 

とはいえ眼瞼下垂なんて知らない人がほとんどだと思います。

 

ただ皆さんが知っているあの鐘を鳴らすあの方も眼瞼下垂で苦しんでいるそうです。

 

そうです。

 

あの鐘を鳴らすのは・・・和田アキ子さんです。

 

私はテレビを見ないので最近の状況を知りませんでしたが、SNSで和田アキ子さんの状態を知って驚きました!!

 

誰の目から見ても分かる通り、昔の和田アキ子さんとは違う印象を受けます。

 

撮影された時は眼瞼下垂の手術をして目の腫れが引いていない時だったそうですが、明らかに不自然さを感じます。

 

これはご本人も同様のようで、手術をした後の自分の目が嫌で気持ちも暗くなったそうです。

 

そして、先日のテレビ番組では眼瞼下垂の再手術をすると発表されました。

 

和田アキ子さんは眼瞼下垂による視野狭窄、頭痛などで悩まれていたそうです。

 

それにしても、眼瞼下垂で手術をすると、このように誰の目に見ても明らかな不自然さが残るようですね。

 

このような状態になるなら、なるべく手術を受けずに治したいものです。

 

ここで改めて眼瞼下垂を知らない人もいるかと思いますので、ここから眼瞼下垂について説明していきます。

 

----------(以下、メディカルノートより転載)

【概要】

眼瞼下垂とは、目を開いたときに上まぶたが下がってしまい、黒目に当たる部分が隠されてしまう状態を指します。

垂れ下がった上まぶたにより目の一部が覆われることになるため、視野が狭くなるといった機能障害をもたらすことがあります。

眼瞼下垂は生まれつきみられることもあれば、加齢と共に生じることもあり、タイミングや原因によっては、弱視や複視などといった機能障害を併発することもあります。

また、見た目は眼瞼下垂のようでも、実は眼瞼下垂の範疇はんちゅうに入らないものもあります。

原因の見極めのほか、機能的な予後や美容的な意味合いも考慮しつつ、適切なタイミングで手術などの治療が必要な病気です。

 

 

【原因】

眼瞼下垂は、大きく分けて先天性と後天性に分けることができます。

 

◆先天性眼瞼下垂

生まれつきまぶたが下がっている病気です。

上まぶたを動かすのに重要な「上眼瞼挙筋」と呼ばれる筋肉の発達が弱かったり、この筋肉の動きを支配する神経に異常があったりすることから発症します。

 

◆後天性眼瞼下垂

年齢を経るにつれて生じた眼瞼下垂です。

後天性眼瞼下垂の原因としては数多くの病気がありますが、加齢に伴うものが最多です。

眼瞼の動きには眼瞼挙筋とミュラー筋、眼輪筋などが重要な役割を果たしています。

老化現象としての眼瞼下垂は加齢に伴いこれら筋肉の力が弱まった結果、まぶたが下がることになります。

加齢に伴う眼瞼下垂は60歳以上の方で両側に発生することが多いですが、特に70〜80歳になると増加します。

その他の後天性眼瞼下垂の原因としては、近年ではコンタクトレンズの使用による眼瞼下垂が近年では多くなっています。

他にも、脳動脈瘤や糖尿病の合併症である動眼神経麻痺、重症筋無力症など重篤な病気が原因となることもあります。

 

【症状】

眼瞼下垂では上まぶたで黒目が隠れてしまっているため、ものがうまく見えなくなる、視野が狭くなるといった視覚に影響が生じるようになります。

また、上まぶたがさがるため、美容面の影響を伴うこともあります。

また眼瞼下垂では下がった眼瞼に対応するため、額の筋肉を使い無意識のうちにまぶたを挙げようとしたり、無理な姿勢をとったりするようになるため、眼精疲労や頭痛、肩こりなどを自覚することもあります。

なお先天性眼瞼下垂では、眼瞼下垂が長期間持続することから視力の発達に影響が及ぶこともあり、弱視と呼ばれる視力障害を続発することがあります。

また、脳動脈瘤や糖尿病に関連して複視、脳出血などを合併することもあります。

 

【検査・診断】

眼瞼下垂では眼科の基本検査である、視力検査、眼圧検査、眼底検査などのほか、上まぶたと瞳孔の位置関係の観察、眼瞼の動きに関連した筋力の評価などが行われます。

また眼瞼下垂では、脳動脈瘤や糖尿病などの病気が隠れていることもあります。

これらの病気を検索することを目的として、CTやMRI、血液検査などが行われることになります。

 

【治療】

眼瞼下垂では、視野狭窄や弱視などの視力に対しての機能的な予後や、美容面での改善などのため、経過に応じて手術的な治療介入が行うことがあります。

手術方法の決定に際しては、先天的なものであるのか、上眼瞼挙筋の機能が保てているのか低下しているのか、眼瞼が垂れ下がっている状態などを総合的に加味することが重要です。

また糖尿病や脳動脈瘤が原因であると考えられる場合には、それぞれの病気に対して適切な治療が施されることになります。

たとえば糖尿病であれば、血糖降下剤やインスリンの適応が検討されますし、脳動脈瘤であれば血管内治療の必要性が考慮されます。

 

------------(転載ここまで)

眼瞼下垂の症状は、視野が狭くなる「視野狭窄」が主ですが「頭痛」「吐き気」「肩こり」「めまい」「耳鳴り」といった自律神経失調症に似たような症状がでる人もいるそうです。

 

原因は、加齢によるもので眼瞼挙筋やミュラー筋の筋力低下があげられ、治療は手術が多いようです。

 

具体的な手術方法を知りたい方は、こちらをご覧ください。

 

手術方法はたるんでいる皮膚と筋肉を切除して繋ぐというもので、この際切除した部分の微妙なバランスがくずれると和田アキ子さんのように不自然さが残る手術になるのかもしれません。

 

さて、ここで疑問が残ります。

 

それは、治療法についてです。

 

治療は手術が多く、あくまで見た目だけの美容的観点の改善だけが主で、瞼のたるんだ部分を切って瞼を吊り上げ、黒目を出すといったものです。

 

これにより、小さくなった目は大きくなるのでしょうが、これだけで根本改善になるのでしょうか。

 

瞼のたるみを切除するだけで、「頭痛」「吐き気」「肩こり」「めまい」「耳鳴り」といった自律神経失調症に似た症状が改善するのでしょうか?

 

また、眼瞼挙筋やミュラー筋の筋力低下は、なぜ起こるのでしょうか?

 

筋力低下の原因が加齢だけなら、私のような20代でおこるのは加齢だけが原因とは言いきれない気がします。

 

ここからは私の考えになります。

 

医師は、運動時に筋肉のことしか考えていませんが、私は違います。

 

私の考えでは、運動時には筋肉が動く前に、神経が先に動いていると考えています。

 

ですので、筋肉を大きくする前に神経を使う感覚を掴まなければいけないと考えているので、医師とは別の視点で人間の体を考えているのです。

 

医師は体についてとても詳しいですが、全てのことをぶつ切りにして教わっています。

 

これは病院の専門分野を見ればすぐに分かりますよね。

 

目なら眼科、内臓なら内科、骨や筋肉なら整形外科、神経や脳なら脳神経外科、心なら心療内科など人間の体を全てぶつ切りにして勉強しています。

 

このようなぶつ切り教育を受けると、眼科医に脳や筋肉について質問すれば「専門医ではないのでお答えできません」といった文言がでてくるのです。

 

専門医ではないのでって、目は脳や筋肉とは切ってもきれない関係ですので知っていて当然だと思うのですが、現実は違うようです。

 

そんな私は、からだを専門分野にしています。

 

なので、自分の体については医師よりも詳しいと思っています。

 

これが出来るのは私は神経についてとことん調べたからです。

 

調べたといっても教科書や参考書を読んだだけではなく、生きている中で神経を感じながら学んでいます。

 

そんな「神経から学んだ知識」で目のことを考えると眼瞼下垂に対して何をやるべきか、しっかり分かってきます。

 

話を眼瞼下垂に戻して、もう一度確認です。

 

筋肉を動かすのは、神経です。

 

つまり、眼瞼挙筋やミュラー筋に異常がでるのは、神経に異常があるということですよね。

 

それでは、眼瞼挙筋やミュラー筋を動かす神経はなんでしょう?

 

眼瞼挙筋は動眼神経で、ミュラー筋は交感神経です。

 

交感神経とは自律神経のことなのですが、眼球を引き上げる役割を持つ筋肉のミュラー筋は自律神経と切っても切れない関係にあるのです。

 

上を向いて歩こうなんて歌がありますが、まさにその通り。

 

眼球をしっかり上に向けて歩くことで交感神経がしっかり働き、自律神経も安定し気分も上がる。

 

それが現代人はどうでしょう、スマホを見ながら歩くことが当たり前になり、デスクワークで眼球を下に向けたまま何時間も固定する生活を続け、家にいればテレビ視聴やゲームを長時間して眼球は画面に釘付け、生活の中で眼球を上に向ける機会が極端に減っています。

 

そんな状態が続けば、誰でも交感神経が働きにくくなり自律神経は異常になり、ミュラー筋も異常になり筋力は低下し瞼が黒目まで下がり、眼瞼下垂になります。

 

これにより、眼瞼下垂になると視野狭窄だけでなく、自律神経失調症の症状である「頭痛」「吐き気」「肩こり」「めまい」「耳鳴り」といった症状で苦しむ訳ですね。

 

私は過去ブログ「自律神経を整える方法」という記事を書きましたが、まさに現代人が当たり前にやっていることを当たり前に続けると自律神経失調症になる可能性が高いということです。

 

今の世の中、鬱病で苦しむ人が年々増えてきているのも、このような社会的背景があるのも原因かもしれません。

 

今回の記事は眼瞼下垂で困っている人だけでなく、気分が暗くなり落ち込みやすい自律神経失調症の方や鬱病で苦しむ方々にとっても参考になるものですので、私は眼瞼下垂じゃないから関係ないと思わずぜひ最後まで下さいね。

 

まさか目の状態で人間の気分が上向きになるか下向きになるか決まるとは、「神経から学んだ知識」で考えれば現代人が抱える問題の原因も分かるものですね。

 

ということで、もう少し体の仕組みについて書いていきます。

 

眼瞼下垂は、眼瞼挙筋やミュラー筋の筋力低下、神経の異常があることが原因でした。

 

眼瞼挙筋は動眼神経、ミュラー筋は交感神経によって動かされています。

 

もっと詳しく言うと「動眼神経は脳神経」で、「交感神経は自律神経」ですが、人間の神経には2つの系統があります。

 

一つが「脳脊髄神経系」、もう一つが「自律神経系」です。

 

この2つの神経系の最大の違いは、自分の意思でコントロールできるかできないかです。

 

「脳脊髄神経系」は自分の意思でコントロール出来ますが、「自律神経系」は自分の意思でコントロール出来ません。

 

つまり、目の筋肉は自分の意思でコントロール出来る時もあれば、出来ない時もあるという、非常に複雑な構造をしています。

 

これは睡眠時をイメージすれば分かりやすいですね。

 

いくら目を見開き瞼を開こうとしていても、眠くなれば自然と瞼は閉じます。

 

このように眠くなれば自然と瞼が閉じる構造の目を、無理やり開ける生活を続ければどうなるでしょう?

 

いわゆる夜更かし、徹夜といった生活を長年続けたらどうなるのかということですね。

 

動眼神経や交感神経に異常が現れて、自律神経という自分の意思でコントロールできないものに悪い影響を与えるに決まっていますよね。

 

眼瞼下垂は、このような異常な生活習慣が原因なので、いくら瞼のたるんだ筋肉を切除してつないでも、生活習慣を変えなければ根本的な改善にはならないのです。

 

和田アキ子さんは、徹夜で麻雀やお酒を飲んで騒いだりするのが大好きなようですから、そのようなことを一生続けていけば眼瞼下垂どころか脳脊髄神経や自律神経に異常をきたし、命に係わる危険な状態にもなりかねません。

 

本人もそんなの分かってやっていることでしょうから、私がどうこう言っても仕方ないのですが、これだけは言いたいです。

 

眼瞼下垂は神経の異常であって、筋肉や皮膚を切って繋ぐような手術では治りません。

 

やるべきことは筋肉ではなく、神経の改善です。

 

神経の改善といっても何も難しい事はありません。

 

皆さんが当たり前にやっていることが神経に悪いと思って、少しづつ生活スタイルを変えるだけです。

 

スマホやパソコンの長時間使用、テレビ視聴やゲーム遊びといったものとの向き合い方を考えましょう。

 

全てを辞めろ!とは言いませんが、向き合い方を考えればおのずと何が一番大切なのか分かるはずです。

 

眼瞼下垂は生活習慣を改善する事が一番の治療法です。

 

そんな当たり前のことが当たり前に出来ないから眼瞼下垂であり自律神経失調症で苦しむのです!

 

なんて偉そうにいっている私も眼瞼下垂で苦しみましたから、偉そうに言っている場合ではありませんね(笑)

 

朝7時から夜10時まで仕事をして、仕事が終わったら朝までお酒を飲んで、締めにらーめんやお好み焼きを食べ、日が昇る朝に寝るといった不規則極まりない生活を続けていれば眼瞼下垂になるにきまってますよね。

 

私は自業自得で眼瞼下垂になり、「頭痛」「息苦しさ」「疲れやすさ」といった症状を出していたのです。

 

若気の至りとはいえ、体に申し訳ないことをしたと今は深く反省しています。

 

そして、決意します。

 

30代は生まれ変わろう!

 

その決意のままに、少しづつ自分のやってきた悪い行いを変えていきました。

 

するとどうでしょう、20代の頃のようにスマホやパソコンの画面を長時間見られなくなったり、人と話をしているときにも目を開けていられなかったり、時には目の周りの筋肉がぴくぴくしてきて頭痛や息苦しさを感じるようなことは無くなりました。

 

私が眼瞼下垂で苦しんでいたのは20代、それらの症状を30代で改善させました。

 

これは眼瞼下垂が加齢によるものが原因ではないことの証明になるのではないでしょうか。

 

私は眼瞼下垂を治すために病院へ一度も行っていません。

 

つまり手術ではなく、生活習慣の改善で眼瞼下垂を治しました。

 

生活習慣の改善とは「テレビ視聴やゲームはやらず」「早寝早起き」「お酒やタバコはやらず、体の感覚を研ぎ澄ますセントレを毎日行う」「お金を稼ぐ目的ではなく、世のため人の為に役立つことを目的に仕事をする」です。

 

もちろん、私の生活習慣の改善はこれだけではないですが、簡単に言ってしまえばこんなところでしょうか。

 

神経から学んだ知識」で私は眼瞼下垂を治しました。

 

なんて簡単に言っていますが、不規則な生活を送る事が余儀なくされる現代人にとって、生活習慣を改善する事ほど難しいものはありませんよね。

 

私がやったことを全員が出来るかといえば、できない人の方が多いのかもしれません。

 

ただ、生活習慣を改善しないことには体の悩みやその他の問題は一生解決しない気がします。

 

それは誰しも分かっていることだと思います。

 

ただ年齢を重ねれば重ねるほど習慣を変えるのが難しい。

 

仕事をしていれば人付き合いが増えていくので、いろいろな誘惑に負けてしまいますよね。

 

空気を読むことが常とされる会社員は本当に大変だと思います。

 

私は「会社の為だけに働く生き方はしたくない」と思い20代で独立して自営業を始めたのですが、今では思い切った行動をとって本当に良かったと思っています。

 

会社を辞める時に役員からあと3年は残って欲しいと引き止められましたが、空気を読まず会社を辞めました。

 

お世話になった役員から好条件を提示され退職を引き止められたら、辞めない人が多いかもしれません。

 

でも私は「そんなの関係ない!」と強い気持ちをもって誘惑を断ち切りました。

 

会社員でいた方がお金もたくさん稼げ、いい車に乗り、いい家を買え、いろんなところへ旅行などに行けたと思いますが、眼瞼下垂は酷くなり体がボロボロになっていったでしょう。

 

もちろん体がボロボロになるだけでなく、今のように家族と毎日一緒に食事はできなかったでしょうし、娘の成長を常に見ながら生活はできなかったと思います。

 

忙しさと不健康で人間の心はどんどん荒んでいきますから、今は生活習慣の改善をして本当に良かったと思っています。

 

当然ながら会社員でいた頃よりも収入は下がり、貧乏人になり苦労する事もたくさんあります。

 

お金を稼いでいる人のように色々なところへ旅行や遊びになんていけません。

 

小1の娘には、習い事を一つもさせてあげられません。

 

世の中的に見れば、このような生活をしている人は可愛そうな部類にはいるのかもしれませんね(笑)

 

ただ私としては会社員でいた時よりも幸福指数はかなり高いです。

 

お金がないならないなりに人生を楽しめる方法がたくさんあるんですね。

 

天気が良ければ近所の公園で遊び、雨なら自宅でお絵かきやおままごと、近所の図書館で本を借りてきて読んだり、とくに大金をかけてやることは何一つないですが、それでも楽しく過ごせています。

 

これらは全て、「神経から学んだ知識」で得た物です。

 

私はお金より大切な物があることを30代で気付けたので良かったですが、ほとんどの人がそんなことを考えずに生活しているのではないでしょうか。

 

神経から何も学ばずに長年生きると本当にろくなことはないです。

 

私は色々な年代の方と話をするのですが、親族の介護をされている人の話を聞くと心が痛くなります。

 

自分の母親が自分でトイレに行けないから息子が介助するのですが、思うように動けない母親を蹴り飛ばしたり、平手で顔を叩いたり、介護が必要な親への虐待をする息子、こんな話はよく聞きます。

 

子が親に暴力を振るうなんて・・・考えられないことですが、介護する人の精神状態はそこまで追い詰められていきます。

 

自分のことは自分で全て出来る健康な状態がどれだけ大切なことでしょう。

 

いくらお金がたくさんあってもトイレに自分一人で行けないような状態でどうやってお金をつかうのでしょう。

 

老後に2000万円を貯めることよりもやるべき事がある気がします。

 

話が広がり過ぎてしまいましたが、目の異常はそのくらいまで人の健康を害していきます。

 

今は大丈夫でも5年後10年後は取り返しのつかないことになりかねません。

 

眼瞼下垂が気になり始めた方は、見た目だけを変える美容手術ではなく、機能面を変えることのできる生活習慣の改善をしていきましょう。

 

もちろん、生活習慣の改善だけに限らず体の使い方も変えていくと更にいいので、ここからは眼瞼下垂が気になる方へ、とっておきのトレーニングをお教えいたします。

 

このトレーニングをすると眼瞼下垂も改善しますし、付随する自律神経失調症の症状である「頭痛」「吐き気」「肩こり」「めまい」「耳鳴り」といったものにも効果があります。

 

私が紹介するトレーニング全てが「神経から学んだ知識」です。

 

真剣にやれば確実に効果を得られますので、ぜひやってみてくださいね。

親指と体の軸を動かす

これまで体の軸については何度も書いてきましたが、眼瞼下垂を改善する際にも重要なポイントになります。

 

体の軸については、過去のブログ「体の軸を知る方法」「体の軸を鍛える方法」をご覧ください。

 

体の軸とは、「腰と背中」であり、「脊柱」であり、「脊髄」であると私は常々書いてきました。

 

脊髄とは、自分の意思でコントロールできる「脳脊髄神経系」で、眼瞼挙筋を動かす動眼神経と同じ系列に属しています。

 

脊髄と動眼神経が同じ系列に属するならば、眼瞼挙筋を動かすと腰と背中にある脊柱の筋肉も動くという事です。

 

つまり、「目」と「体の軸」は切っても切れない関係なのです。

 

世の中には目のトレーニングと言われる物がありますが、あれらは眼球を動かし目の周りの筋肉を鍛えるものなので、やり方を間違えると気分が悪くなります。

 

これは自律神経や三半規管の異常を知らせる体の反応です。

 

かくいう私も目の症状が酷かったときに、目のトレーニングをしようとしてビジョントレーニングをした経験があります。

 

その際に、やり方が悪かったのでしょうか、眼球だけを動かすビジョントレーニングをすると余計目が疲れて肩が凝り、継続して出来ませんでした。

 

あれから数年後に、私は体の軸を知る事が出来ました。

 

それ以来、体の軸を通して体を動かすことで色々な動きがスムーズに出来るようになることが分かりました。

 

これは目も同じです。

 

脊髄という自分の意思でコントロールできる神経の脊髄を使って、目を動かすとどうでしょう。

 

視界がクリアになり、視野が広がるではありませんか。

 

また、垂れさがってきた瞼がしゃきっとして細い目が少しづつ開くようになりました。(まだまだ細い目ですが、笑)

 

これら脳脊髄神経系へのトレーニングは、ミュラー筋の収縮を促し、自律神経を自然と調整で出来ていたのです。

 

自律神経が自然と調整されたことで、呼吸も自然とスムーズに出来るようになったので、頭の中がスッキリして全身軽くなりました。

 

このように「目と体の軸をセットで動かす」事が眼瞼下垂の人には、とても良いトレーニングになります。

 

とはいえ、なかなか体の軸を見つけるのが難しい。

 

そこで、親指を使いながら目と体の軸を動かす練習をしましょう。

 

ここからは眼瞼下垂を改善するトレーニングの具体的な方法の紹介です。

 

まず、机の上に両肘をおきましょう。

 

そこで目線を天井に向けていくようにして上を見ます。

 

そこで、3~5秒ほど天井を見続けて、一気に脱力して目線を前に向けます。

 

何回かやるとわかるのですが、目や顔だけを動かして上を見ると首が痛くなります。

 

それを解決するには、背中や腰も一緒に動かしながら天井を見るといいでしょう。

 

このことを意識しながら、目線を天井に向けていくようにして上を見ます。

 

この際に、腰と背中を伸ばすように行いましょう。

 

腰と背中を伸ばしながら3~5秒ほど天井を見続けて、一気に脱力して目線を前に向けます。

 

この動作を5~10回ほど行いましょう。

 

次は、親指を動かします。

 

机に両肘を置いている状態から両手親指を立てていきましょう。

 

親指をしっかり立てた状態のまま3~5秒ほど伸ばし続けて、一気に脱力します。

 

この動作を5~10回ほど行いましょう。

 

何回か親指を立てていくとわかるのですが、親指を立ててると他の4本の指も伸びていきます。

 

それは気にせず伸ばしていきましょう。

 

大切なのは、気持ち良い動きを続ける事です。

 

最後は、腰と背中を伸ばしながら天井を見る運動と親指を動かす運動のコラボレーションです。

 

机に両肘を置いている状態から両手親指を立てていきましょう。

 

すると自然と腰と背中が伸びていくのを感じます。

 

そして、自然と首も伸びて目線が天井の方へいきますので流れに合わせて上を見て行きましょう。

 

親指を立て、自然と天井を見上げ、腰と背中を3~5秒ほど伸ばし続けて、一気に脱力して目線を前に向けます。

 

この動作を5~10回ほど繰り返して行いましょう。

 

すると目と体の軸と親指が相性よく動くようになることを実感できるようになります。

 

上手にできた時は、トレーニング後に視界がクリアになり頭がスッキリしてきます。

 

このようなトレーニングを1ヶ月続ければ眼瞼下垂は確実に改善していくでしょう。

 

補足ですが、現代人はスマホ操作することが非常に多くなっているのですが、この操作が親指に異常を起こす原因にもなります。

 

というのもスマホを持ったり操作する時って、親指を曲げますよね?

 

親指は曲がる動作以外にも様々な動作ができるのですが、なかなか伸ばすことってしませんよね。

 

実は、目と親指の動作は連動していて親指を伸ばすと自然と目が上に向くように出来ているのです。

 

実験で、その場で上記の写真の人がやっているように親指を立てたり曲げたりして見て下さい。

 

何回かやっていくと分かると思いますが、親指を立てると目線が上にいき、曲げると目線が下にいくのが実感できると思います。

 

つまり、スマホを多用して親指が曲がった状態のままだと目線は下がりっぱなしになり、自律神経が異常を起こしやすくなるということです。

 

たかがスマホ、されどスマホ、スマホで人間の体がボロボロになる、恐ろしいですよね。

 

だからといってスマホを使わない!なんて出来ないですよね。

 

皆さんもそうだと思いますが、私はスマホですごく助かっていることもあります。

 

なので、スマホを上手に使いこなすためにも、紹介したトレーニングで親指を伸ばし目線を上にあげることを毎日やりましょう。

 

私が紹介するトレーニングは自宅や会社でも簡単にできるものとして紹介しています。

 

ちょっとした合間を見つけてぜひ実践して下さいね。

 

尚、紹介したトレーニングをやってもなかなか視界がクリアならない人は、こんなものもやってみてはいかがでしょうか。

 

デコおし

やり方は非常に簡単です。

 

まず、上記の写真の様に、おでこに指をあてます。

 

そして、おでこにあてた指を頭頂部の方へ押し上げてみてください。※この際親指を伸ばしながらやると効果UPしますよ。

 

すると目線が自然と天井を方向へ向きます。

 

その勢いのまま顔を天井方向へ向けて3~4秒ほど見上げ、一気に脱力して目線を前に戻します。

 

この一連の動作を5~10回ほど行いましょう。

 

すると、頭も目もすっきりしてきますよ。

 

これは、電車に乗っている時などにもできますのでぜひお試しください。

 

いかがでしたでしょうか。

 

ここまで紹介したトレーニングは眼瞼下垂を治すために私が「神経から学んだ知識」で考えたものです。

 

これらのトレーニングはセントレで行うメニューでもあるのですが、効果は抜群です。

 

デスクワークばかりして疲れていた人がセントレを受けると、目がしゃきっとして姿勢もしっかりして、目の前が明るくなったと言って気分よくなって帰っていきます。

 

いつも眉間にしわを寄せて怖い顔をしていた方がセントレを受けると、おでこのしわが取れ、表情も柔らかくなり自然と笑顔が戻ります。

 

表情が柔らかくなると心も落ち着くので、仕事が忙しくなっても欠かさずセントレを受けに来る人もいます。

 

さすがは筋肉ではなく神経で関節を動かすトレーニング、自らの意思でコントロールできる脳脊髄神経系を整えます。

 

そんなセントレをしていれば、自らの意思でコントロールできない自律神経も自然と整えられていくようです。

 

眼瞼下垂でお困りの方はぜひセントレを受けて下さい。

 

視界がクリアになり体が軽くなりますよ。

 

セントレについては「トレーニング施設」をご覧ください。

 

また遠隔地でからだ塾へお越しになれない方は、セントレムービーはいかがでしょうか。

セントレムービー

セントレムービーとは、皆さんが撮影した運動中の動作を分析したり、自宅で出来るセントレ動画の配信を目的としたサービスです。

 

詳しくは「セントレムービー」をご覧ください。

 

以上が眼瞼下垂を治す方法です。

 

何度も言いますが、眼瞼下垂は手術では治りません。

 

生活習慣の改善が一番の治療法です。

 

ちょっと目が気になり出したその時にしっかり自分の体と向き合い、将来後悔しない選択をしてくださいね

 

一人でも多くの人が自分の体を大切にして、もっと価値ある人生を歩めるようにと願って今回のブログを書きました。

 

どこか誰かの役に立てたら幸いです。

 

またの更新お楽しみに!